焼肉店の成功は仕入れ次第!仕入れ対策について

焼肉・ステーキ

焼肉店を開業した後、お店を成功させられるかどうかは、経営者の腕にかかっていますが、ここには色々な要素がからんでいます。例えば、集客、スタッフ教育、サービスの質などがありますが、こういった部分だけでなく、お店の利益率に大きく影響する「仕入れ」というものがあります。

仕入れの金額をいかにして抑えるか、ここが焼肉店成功の秘訣と言っても過言ではないでしょう。仕入れの料金が低くなればなるほどに、お店の利益は大きくなります。焼肉店で成功するために、仕入れの違いやルートについて知っておきましょう。

畜種の仕入れの違いとは?

焼肉店での仕入れのメインはお肉になってくるわけですが、どのような仕入れ方法があるのでしょうか。まずは、その種類と違いを説明したいと思います。

まず、一般的なのが卸業者からの仕入れとなっています。卸業者では部位別に仕入れることができるので、お店で欲しいお肉を欲しいだけ仕入れることが可能です。また、仕入れの量によって単価を下げることもできますので、お客さんの多い焼肉店であれば、ある程度のコストダウンは見込めることでしょう。

そして、もう一つは畜産農家からの仕入れとなります。農家と直接契約を行って直に仕入れることができるので、途中で色々な仲介業者が入らない為に、仕入れコストが自動的に下がります。ただ、この場合だと欲しい部位だけを仕入れることができないので、使い勝手は良いとは言えないでしょう。

また、お肉を購入したあとは、自分の店でカットする必要があるので、手間はかかってしまいますし、カットできる人材を用意する必要もあり、そう考えると人件費などもかさむ為に、却って割高になる可能性もあります。

定期仕入れは可能?仕入れルートの安定化について

焼肉店で取り扱うメインの食材はお肉以外にありません。お肉がなければ商売は成り立たないでしょう。定期的に仕入れをする必要があるのですが、業者と提携した場合、定期的な仕入れは可能なのでしょうか。

答えはもちろん「YES」となります。

卸業者にとってみても、単発で注文するお客さんよりも、定期的に仕入れをしてくれる地お客さんの方が自社の売上に貢献してくれる有難い存在となっています。

大抵の卸業者が定期配送を行っているので、業者を探すことに苦労はしないと思いますが、ここで気を付けたいのが「しっかりと比較を行う」ということです。業者によって仕入れ価格が大きく異なってくるので、適当に選んでしまうのは賢い選択ではありません。

また、通常の仕入れ価格だけでなく「割引率」にも注目していきましょう。焼肉店の場合、定期的に一定数のお肉を仕入れてくれるので、卸業者にとっては貴重な存在となっています。その為、仕入れ単価の交渉を引き受けてくれやすかったりもします。

卸業者に対して、一体どれくらいまで仕入れ金額を安くしてもらえるのかの交渉は事前に行うのがベストです。そうすれば、お店での仕入れコストを大幅にダウンすることも可能です。

あと、もう一つ気を付けたいのが、卸業者が安定してお肉を提供してくれるかどうかということです。もし「今週はお肉があまりないので、これくらいの量で…」と言われてしまったらどうでしょうか。

正直、焼肉店において死活問題になってきますよね。

安定して仕入れることができる業者なのかは調べておく必要があります。とは言え、予想外の出来事によって「今週はいつもの業者からお肉を仕入れることができない」という事態が発生しない保証はどこにもありません。

焼肉店を経営していく上において、仕入れ先は一つだけでなく、複数のルートを確保しておき、仕入れの安定化に取り組んでいきましょう。

また、卸業者によってはお肉だけでなく、焼肉店で使う機材の販売やレンタルなどを行っているところもあります。このような業者を利用していれば、機材を安く購入できることもあるので「お肉の仕入れ」以外でもメリットがあるでしょう。

業務用食材卸市場はアリ?

仕入れを少しでも安くしようと考えた時、一つの選択として「業務用食材卸市場」が浮かんでくることでしょう。ここを利用することによって、欲しい部位のお肉をお店で当日必要な分だけ仕入れることができるので、余計な仕入れを防ぐことができます。

無駄のない仕入れが可能になるので、メリットとなるでしょう。ただ、ここで考えなければいけないのが「お肉の質が分かるのか?」ということ。通常、卸業者が目利きを行ってお肉を仕入れ、その仕入れたお肉を焼肉店が仕入れるという流れとなります。

間に仲介者が入りますが、彼らはお肉の品質を見分けるプロですので、安心して仕入れることが出来ているわけです。でも、仲介業者を通さなければ、余計なコストがかからないので焼肉店の利益率は大きくなるので、焼肉店オーナーにとっては、この選択の方が良いように思えます。

ただ、今お話した通り、お肉の目利きが必要になるので、その道の知識や経験が焼肉店の関係者にない場合は「とんでもないお肉」を仕入れてしまうリスクがあるのはぜひ知っておきましょう。

いくら、低価格でお肉を仕入れることが出来たとしても、そのお肉の質が悪かった場合、そういったお肉をお店で提供してしまう事態が発生するのです。そうすると「あそこの肉はイマイチ」という口コミが広がり、せっかく安くお肉を仕入れたとしても、お客さんが寄りつかない焼肉店になってしまいます。

仲介業者を通すことで若干、割高になるとはいえ「安心料」と思って、自分で直接仕入れるのではなく、仲介業者、卸業者から仕入れることをお勧めします。

食肉関連のセミナーに参加して仕入れ先の人脈を手に入れよう

焼肉店の仕入れを成功させるために必要なことは色々とありますが、その一つに「人脈を増やす」というものがあります。基本、仕入れをする場合は、知人に紹介してもらうか、インターネットで検索して専門業者を探す方法となります。

しかし、これは他のライバル店もできるために「特別」なことではありません。また、情報も限られています。だからこそ、自店舗だけの仕入れルートを確保したり、今後の仕入れをより効率的に行う為に人材を増やしていくのが理想です。

では、どうやって人材を増やしていけば良いのでしょうか。

効率的な方法としては食肉関連のセミナーに参加することです。

この手のセミナーには、卸業者などが多く参加しているので「ここでしか知り合えない人」と出会うことが出来ます。また、このような場所では思わぬ情報を仕入れることもできるので、今後の経営にも役立っていくことでしょう。

焼肉店にとって「お肉」の仕入れは必要不可欠ですが、それと同時に「情報」の仕入れも重要ではあることを頭に入れて、積極的に食肉関連のセミナーに足を運んで欲しいと思います。

まとめ

以上が、焼肉店の成功を左右する仕入れの種類の違いや、そのルートの確保となります。仕入れ先が変われば、仕入れの単価が変わります。仕入れの単価が変わればお店への利益率も大きく変わってきます。

結果、お店の成功の可能性が大きく変わってくるのです。

仕入れ先に関しては色々と検討して、お店の利益率を最大化できる業者を探していくようにしましょう。