冬の果物にはなにがある?冬ならではのデザートを出そう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
イチゴとキューイのデザート

いつ行ってもメニューが同じだと新鮮さが次第に薄れていき、そのお店に飽きてしまうという傾向があります。そのようなことを避けるためには、定番と目新しさのバランスをとって、メニューの鮮度を保つことが非常に重要です。しかし、メインメニューはそうそう簡単には変えられません。

そんな時に手を付けやすいのが、メニューの中に季節感のある料理を期間限定で追加するという方法です。期間限定メニューに1番導入しやすいのが、「果物」です。特に、旬のものは原価も安く使いやすいというメリットもあります。

そこで今回は、冬の果物を使ったデザートメニューをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

冬の果物にはなにがある?

大量のイチゴ

冬が旬の果物にはどのようなものがあるのでしょうか?もちろん種類数で言えば膨大にありますが、その中でも手に入れやすく、デザートにしやすい果物を中心にご紹介します。

イチゴ

イチゴはバラ科の多年草で、甘酸っぱい味が特徴です。生で使うだけではなく、ジャムやジュースに加工して使う方法もあります。旬の時期は11~5月になります。

リンゴ

青森県が名産地として有名な、冬の果物の代表的な存在です。品種が豊富のため、時期ごとに1番安くて甘いものを仕入れられるのもメリットです。旬の時期は8~12月です。

ミカン

ミカンはこたつにつきものの、身近な果物です。身近すぎてメニューとしては取り入れにくいかもしれませんが、ジュースなどにすると意外に目新しいメニューとなるでしょう。また、ビタミンCも非常に豊富のため、それをアピールすることで健康志向や美容志向を持つ女性客の注文を呼び込めます。旬の時期は10~12月です。

柿は日本料理でもフレンチでも素材として使うことが多く、料理と相性がよくて加工しやすい果物です。色合いもオレンジで大変きれいなので、デザートにしても映えます。旬の時期は8~12月です。

柚子

柚子は同じ柑橘系でもミカンと違い、さわやかで少し苦味を感じさせる果物です。普段は皮を吸い物などの香りづけなどに使う程度ですが、果肉も含めてシャーベット系のデザートにすると、特に脂っこい食事をした後には口の中がさっぱりして喜ばれます。旬の時期は10~12月です。

レモン

レモンも付け合わせとして非常によく見る果物ですが、意外にメインの食材としては使われないものです。ところが、レモン鍋などが昨今流行しているように、レモンの酸味が消費者の嗜好に合ってきているので、ぜひ取り入れたい果物です。特にビタミンCが非常に豊富ですから、そのアピールでも推奨できます。旬の時期は11~2月です。

キウイ

トロピカルフルーツのイメージから、夏が旬と思われがちなキウイですが、実は冬が旬の果物です。冬のキウイの方が甘みが乗っていて、デザートとしては非常にウケがいいでしょう。果物を好きな女性は多いとされますが、その中でもキウイは特に好まれています。旬の時期は10~12月です。

冬の果物はビタミンCが豊富!?

ビタミンC豊富な冬の果物

冬に旬を迎える果物は、寒い中で生き延びようとするために自分の果肉の中に栄養をため込みます。つまり、基本的に栄養価が高いものが多いのです。その栄養素の中で1番に挙げられるのが、ビタミンCです。

ビタミンCの効能は?

ビタミンCは身体にいいというイメージはありますが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。実は、ビタミンCには健康にも美容にも高い効果を発揮する栄養素なのです。

  1. コラーゲンをつくる
    ビタミンCは、肌の潤いや弾力のもととなるコラーゲンをつくるのに不可欠な栄養素です。したがって、「美肌効果あり!」というアピールは、女性にとって非常に魅力的となるでしょう。
  2. 老化防止
    身体の老化を防ぐ「抗酸化作用」があります。動脈硬化や心臓疾患など、生活習慣病の予防にも効果的です。つまり、女性だけではなく、男性にも魅力的な成分なのです。
  3. 免疫力を高める
    風邪をひきやすい冬の時期には、ビタミンCをとることで免疫力を高めることができます。

ビタミンCが豊富なことをPR

いくら季節のメニューを導入しても、お客様にアピールしないと注文には結び付きません。上で挙げたようなビタミンCの効能と、それを豊富に含んだ果物を使ったデザートの両方を記載したテーブルPOPなどを配置して、注文数を増やしましょう。こうすればお客様にも嬉しいビタミンCたっぷりのメニューとなりますので、積極的に推奨することが重要です。

そのためには、上で挙げた果物の可食部100gあたりのビタミンCの含有量を知る必要があります。そこで、以下に冬の果物ごとのビタミンC含有量をご紹介しておきますので、POPやメニュー表にぜひ入れ込んでみてください。

果物の可食部100gあたりのビタミンC含有量

イチゴ 62mg
リンゴ 4mg
ミカン 33mg
柿 70mg
柚子 150mg
レモン 100mg
キウイ 140mg

冬の果物を使ったデザートメニューをつくろう!

イチゴケーキと紅茶

以上7つの果物はどれも加工しやすく、調理しやすいものです。自分で工夫してメニュー化するのは比較的簡単ですが、以下では参考として、ちょっと変わったデザートメニューのレシピをご紹介します。

イチゴを使ったトルコの定番デザート「マグノリア」

マグノリアとはモクレンの英語名ですが、トルコでは家庭で作る定番デザートの名前です。甘いクリームとイチゴの酸っぱさ、そしてビスケットのサクサク感が、食べていて楽しいデザートです。

材料

  • ビスケット 130g
  • ★牛乳 400ml
  • ★生クリーム 200ml
  • ★卵黄 1個分
  • ★グラニュー糖 大さじ3
  • ★小麦粉 大さじ3
  • ★バニラエッセンス 適量
  • イチゴ 適量

作り方

  1. 透明なグラスを用意する
  2. 鍋の中で★を泡だて器でよくかき混ぜてから火をつける
  3. 時々かき混ぜ、沸騰してきたら1分置いて火を消し、冷ます
  4. ビスケットを手、またはフードプロセッサーで砕く
  5. グラスの底にビスケットを敷き詰める
  6. 半分に切ったイチゴを、断面が見えるようにグラスの側面に張り付る
  7. クリームを入れる
  8. ビスケット、イチゴ、クリームの層を適宜作る
  9. 1番上にビスケットを敷き、イチゴをトッピングする

柚子とリンゴのヘルシースイーツ

酸味の強いユズを使用しつつ味自体は甘いので、そのコントラストが人気のデザートです。砂糖を使わないので、ヘルシーさと低カロリーだということが訴求ポイントになります。

材料

  • ユズの果肉 1個分
  • リンゴ 1個
  • レーズン 適宜
  • シナモンパウダー 適量
  • 蜂蜜 適量

作り方

    1. ユズの果肉は粗く包丁で切っておく
    2. リンゴの種を取り、皮のまま粗く切っておく
    3. 1と2をブレンダーで混ぜ合わせる
    4. 蜂蜜を入れる。メープルシロップでも可
    5. 器に盛り、上にレーズンをトッピングし、シナモンをふりかける
    6. 冷蔵庫で冷やす

※リンゴなどのトッピングをしても可

ちょっとすっぱいレモンゼリー・ムース

レモンの酸味をちょうどよく味わってもらえるデザートです。作り置きが可能なので、重宝するはずです。

材料

(ムースの材料)

  • ヨーグルト 300g
  • レモン 1個
  • 生クリーム 200cc
  • 牛乳 50cc
  • 粉ゼラチン 7g
  • 砂糖 大3

 (ゼリーの材料)

  • 水 100cc
  • レモン果汁 大1
  • 砂糖 大1
  • 蜂蜜 大1
  • 粉ゼラチン 3g

レモンの甘味の材料

  • レモンスライス 各1枚
  • 砂糖 大1
  • 水 50cc

作り方

(ムース)

  1. ヨーグルトをクッキングペーパーの上で水切りし、ゼラチンは水に溶かしておき、生クリームはゆるく撹拌し冷蔵庫で冷やしておく
  2. ヨーグルトに、粗く切ったレモン果実、レモン果汁、砂糖を入れて混ぜる
  3. 小鍋に沸騰させないように牛乳を温め、そこにゼラチンを入れて混ぜて2を入れ、さらに混ぜあわせる
  4. ボールに氷水を入れて3の粗熱をとり、冷めたら生クリームを少しずつ混ぜながら入れる
  5. 容器に入れて冷蔵庫で冷やす。急ぎの場合は冷凍庫でも可

(トッピング)

  1. 小鍋に水、砂糖、はちみつを入れ混ぜながら煮る
  2. 1にレモンを入れて煮、トッピング用のレモンを作る

(ゼリー)

  1. 小鍋に、水、砂糖、レモン果汁を入れて温め、火を止めて温かいうちにゼラチンを入れる
  2. 熱が取れたらムースの上にレモンをトッピングし、液体状のゼリーを注ぎ、冷蔵庫で冷やす

キウイゼリーとミルクプリンの三重奏仕立て

女性の好きなプリンとゼリーで3層にしたデザートです。見た目も可愛いので、流行のキーである「インスタ映え」も狙えます。

材料

(キウイゼリー)

  • キウイ 2個
  • アガー 10g
  • 砂糖 大1
  • 水 200cc

(ミルクプリン)

  • 牛乳 250cc
  • アガー 5g
  • 砂糖 大2+1/2
  • バニラエッセンス 3滴

作り方

(キウイゼリー)

  1. キウイを半分に切り、スプーンで中をくり抜きボールに入れて切り刻むように潰す
  2. 砂糖とアガーを混ぜたものを、鍋に水と一緒入れて混ぜる
  3. 弱火で沸騰したら、2のボールに入れる
  4. 容器の1/3あたりまで入れ、冷蔵庫に入れる

(ミルクプリン)

  1. 砂糖とアガーを混ぜたものを、鍋に牛乳と一緒に入れ混ぜる
  2. 鍋を弱火にかけ、軽く沸騰したら火を止めてバニラエッセンスを入れる

(合体)

  1. キウイゼリーを冷蔵庫から出し、ミルクプリンを2/3あたりまで入れ、再度冷蔵庫で冷やす
  2. 余ったキウイゼリーが固まりかけていたら、切り刻むように混ぜる
  3. 1が固まったら2を入れ、冷蔵庫で冷やす

冬の果物をメニュー化するメリットは?

ケーキを食べる女性

以上が冬の果物を使ったちょっと珍しいデザートですが、冬に限らず果物など旬の食材をメニュー化することにはメリットがあります。

  1. 「季節感」が出る
    日本人は夏になれば鰻を食べ、冬には鍋を食べたくなるように、食にも季節感を求めます。ですから季節感をとり入れたデザートは注文されやすく、売上アップにつながります。
  2. 原価が安い
    デザートは比較的原価が安いですが、旬の果物をつかうことでさらに低減させることができます。
  3. メニューの鮮度を保てる
    「あの店に行くといつも新しいメニューがある!」ということは大きな来店動機となり、リピート率のアップが期待できます。
  4. 女性客を集客
    店舗の選択権は家族にしろカップルにしろ、女性が握っていることが多いでしょう。つまり、女性にウケる冬の果物をメニュー化がすれば、集客力の大きなアップにつながります。また、女性は基本的には1人で店舗に来店はしないことが多いとされます。よって、女性同士の団体客、あるいは男性を連れてきますので、総来店数のアップも期待できます。

まとめ

雪に埋もれた冬の果物

いかがでしょうか?

果物を使ったデザートはバリエーションも増やしやすく、見た目も映えるメニューにすることができます。上で挙げたレシピなどを参考に、ぜひオリジナルのデザートメニューを考案してみてください。冬の果物で店舗の鮮度を保ち、女性客を集客していきましょう!