和食料理屋の開業に必要な業務用厨房機器をご紹介

和食

長い修行時代を終えて、ようやく一人前となった和食料理人の次のステップと言えば、自分のお店を持つことでしょう。具体的な方法については、雇われている時代に知っていると思いますが、いざ自分が出店するとなると、意外と分からないことが多くあるものです。

そこでこの記事では、和食料理店の開業に必要な業務用の厨房機器について紹介していきます。

和食料理屋で必要な厨房機器導入方法

和食料理屋を始める際にまず考えなければならないのが厨房機器ですよね。とくに個人で飲食店を始める場合、なるべく初期投資を抑えたいところです。そこで、厨房機器の導入としては購入する、もしくはリース契約をするかの2択になるでしょう。そこで、それぞれのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。

厨房機器を購入する場合

厨房機器を購入する時、新品購入をするとなると大変大きな出費になってしまいます。しかし、新品を購入すれば長く安心して使えるというメリットがあります。それでも初期投資としては高額になってしまいますよね。メーカーによっては分割OKのところもありますので、最初に持ち合わせがあまりなくても導入することもできます。

また、新品購入であれば厨房の広さに合わせてカスタマイズしてくれるメーカーもあるので、仕事の効率を上げることも可能です。さらに、メーカーの保証もあるので何かトラブルがあった時はすぐに対応してもらえます。

しかし、やはり新品購入…とまではいかないという人には中古を購入するという選択肢もあります。新品だと高額で手が出せない厨房機器が中古の場合、半額以下で買えるというメリットはとても大きいです。

ただ、中古で購入してしまうとサイズが合わなかったり、故障したときに高額な修理費用がかかってしまったり、製造年数が古いと部品が無くて結局買い直しになってしまう可能性があります。ですので、中古で購入する場合はトラブルを避けるためにも動作不良の場合、無料で修理してもらえるかどうか確認をしておいたほうが良いでしょう。

また、新古品や展示品を購入すればメーカー保証がつくものも多く、金額も安くなるのでおすすめです。

厨房機器をリースする場合

リースは借金することになるのですが、メリットとしては最新の厨房機器をコストを抑えながら使用することができる点です。購入してしまうと、不要になった場合自分で処分しないといけないですが、リースの場合はリース会社が処分してくれるので手間がかかりません。契約期間はだいたい4~7年なので期間満了の際は返却する必要があります。

リースは会計面でのメリットが大きく、固定資産税を払う必要もないし、月々の支払が明確なので資金計画が立てやすく、最新の厨房機器を使うことができます。ただし、デメリットとしては購入するよりも総支払額が高くなってしまうことと、個人の場合連帯保証人が必要になってくることです。

厨房機器の種類について

飲食店の形態によっては必要のないものもありますが、一般的な厨房機器は以下の通りになります。

  • 厨房機器
  • 冷凍冷蔵庫
  • 製氷機
  • コールドテーブル
  • ガスオーブン(電子)レンジ
  • ガステーブル
  • 2槽以上のシンク
  • 収納棚
  • 洗浄機
  • フライヤー
  • 厨房と客席を仕切る扉
  • パスタボイラー
  • 茹で麺機
  • 焼き台

何が必要なのかは、看板メニューを決めてから考えた方が良いでしょう。

厨房機器はどこで買えばいいの?

初めて飲食店を開業する時厨房機器はどこで購入したら良いか悩みますよね。では、どこで購入したら良いのかというと

  • 店舗内装業者に内装工事の時一緒に依頼する
  • 厨房機器メーカーでの購入
  • ネットショップで購入
  • 中古の厨房機器専門店で購入
  • ヤフオクなどのオークションで購入

になります。

まず、店舗内装業社に内装工事と一緒にお願いする場合、手間はかかりませんが、一番費用がかかります。なぜなら、店舗内装業社は厨房機器をメーカーや中古厨房機器業社から仕入れをしてそこに上乗せして販売しているからです。

金額云々よりも手間がかかるのが嫌だという人はこの方法でも良いかもしれませんが、直接メーカーから購入した方が初期費用のコストを抑えることができます。

厨房機器メーカーでの購入

厨房機器メーカーから直接購入するメリットは厨房設計はもちろん、どんな厨房機器が必要なのか、搬入から設置、アフターサービスまでやってもらえる点です。しかし、サービス体制が不十分なメーカーから購入してしまうとトラブルの際に対応が悪かったり、部品がなかなか届かずその間使えない…という状態になってしまいます。

また、1点だけ購入するとすごく高くついてしまう可能性があるので、注意した方が良いです。

ネットショップで購入

ネットショップで厨房機器を購入するメリットとしては1点1点の購入金額が安いことです。欲しい型番をネットで検索して最安値ショップで購入すれば初期投資を大幅にカットできます。ただし、メーカーで新品を購入するのとは違って、担当者にはついてもらえないので細かい説明やアドバイスを受けることはできません。

また、配送に関しては少し割高になっていることも多く、搬入・設置を行わないネットショップもあるので確認する必要があります。

中古の厨房機器専門店で購入

中古厨房機器専門店でまとめ買いすれば値引き額も大きいし、初期投資を大幅にカットすることが可能です。しかし、自分が欲しい厨房機器の在庫がいつでもあるわけではないし、配送や設置に関しても店舗によって考え方がバラバラです。購入する前によくお店側と話し合っていた方が良いでしょう。

ヤフオクなどのオークションで購入

ヤフオクなどのオークションで購入するメリットは中古厨房機器専門店よりも価格が安いという点です。ただし、保証が無かったり、程度が悪かったり、当たりはずれも大きいです。そのリスクを考えるとヤフオクなどのオークションで購入するのは難しいかもしれません。よっぽど知識のある人しかおすすめできません。

厨房工事で気を付けるべき点とレイアウト

厨房工事で気を付けるべき点として、まずはインフラの整備をきちんとしておく必要があります。水道、電気、ガスの容量が不足してないかどうか必ず確認しておいてください。それによっては工事費用も大きく変わってきます。

また、空調の室外機をどこに置くのかも大事です。ビルによっては設置する場所が難しく、設置するだけでも費用が高くなってしまう場所もあります。また、床下の防水も大事になってくるので漏水の有無を確認し、お店をオープンする前にしっかり防水工事を行っておきましょう。防水工事は3週間~1カ月ぐらいかかる上に費用も高いです。

無駄な出費を抑えるためにもしっかりチェックしておきましょう。

次に厨房のレイアウトですが、厨房機器メーカーは厨房機器の取り扱い方はもちろん設計までサポートしてくれる企業が多いです。厨房の区画に合わせて、自社製品を組み合わせたレイアウトの提案なので、とっても使い勝手の良いレイアウトになること間違いなしです。

とくに大手のメーカーになってくると出来上がりイメージ図を立体的に見せてくれるのでどんな風に仕上がるかイメージがしやすくなります。すべてお任せしてしまっても良いですが、ある程度自分なりにイメージしているものを伝えておかないと出来上がりの時に「ん?!」となってしまうこともあるので一緒に作り上げていくようにしましょう。

まとめ

以上が、和食料理屋の開業に必要な厨房機器とお勧めの購入方法となります。自店舗において、何が必要で何がいらないかを事前にリストアップしていけば「やっぱり、これはなくて良かったな」ということを避けることもできるので、この記事を参考に賢く準備を行って欲しいと思います。