住みたい街ランキング常連&人口増で躍進中の街・武蔵小杉。和食店出店のポイントは?

開業・経営

神奈川県川崎市にある武蔵小杉。一昔前まではぱっとしない印象でしたが、昨今では住みたい町ランキングの上位に常にランクインするなど、イメージが変わってきているようです。

オシャレな町というイメージもあるためか、この街に出店しようとする和食店が増えてきています。人口の増えている町ですので、武蔵小杉で上手に出店できれば、お店の成功は約束されたも同然といえるかもしれません。

では、この街で成功するためには、何が必要なのでしょうか。武蔵小杉の特徴と、出店して成功するためのポイントを詳しく説明していきます。

武蔵小杉ってどんな町?

武蔵小杉駅は再開発によって新しい街並みに生まれ変わりました。商業施設や飲食店が充実しており、交通の便が良く家賃も安いです。夜遅くまで営業しているお店が多いので人通りも多く、明るいので1人暮らしの女性でも安心して住むことができます。

また、交通の便の良さは都内にも負けず、5線も使うことができます。

その路線とは

・JR横須賀線

・JR南武線

・湘南新宿ライン

・東急東横線

・東急目黒線

となっています。池袋駅や渋谷駅などのターミナル駅には乗り換えなしでアクセスできるし、成田空港へのアクセスも成田エクスプレスを利用することができるので直通です。

このように非常に便利な環境ではありますが、それだけ利用者も多く、朝や夕方になると、物凄く混雑するので、その点だけは覚えておきましょう。

また、武蔵小杉駅周辺には成城石井や東急ストア、イトーヨーカドー、マルエツなどスーパーがたくさん立ち並んでいるため買い物も便利です。ショッピング施設はもちろん、商店街には飲食店がたくさん立ち並んでいるのでちょっとした時間に軽く立ち寄れるお店も多いです。

そして、北と南で雰囲気がガラリと変わるのも特徴的です。南側には商業施設が多く人通りが多いです。休日になると人通りがさらに増えます。駅前には高層マンションがたくさん立ち並び、ベッドタウンとなっています。

法制通り商店街と呼ばれる商店街に早く85店舗の店が入っており、飲食店や日用品、食料品、衣料品などなど生活に必要なものが全て揃います。駅から少し離れたところにファミリー向けのマンションが立っています。

一方、北側は薬局やカフェなど便利なお店が立ち並んでおり、医療モールがあるので病気の時も安心です。駅から離れると戸建てが多く建ち並んでおり、ファミリー層向けのマンションもあります。

治安も良く女性の一人暮らしも安心。ファミリー向けの施設も多く、子連れでも快適。このように、人を選ばず快適に住めるのが武蔵小杉最大の魅力と言えるでしょう。

横須賀線武蔵小杉駅開業を機に人気がブレイク

武蔵小杉駅は2010年の横須賀線武蔵小杉駅開業を機に人気がブレイクしたと言われています。渋谷から始まる東急東横線はオシャレな街が多く、田園調布、多摩川駅周辺までは東京と大田区の高級住宅街と呼ばれる地域です。

多摩川を超えると川崎市に入り、新丸子、武蔵小杉、元住吉の3駅が続きます。昔は庶民的なエリアで雰囲気も落ち着いた感じでしたが、2010年を境に急にブレイクしたのです。以前は東横線とJR南武線が交差する駅でしたが、横須賀線武蔵小杉駅が開業して湘南新宿ラインも停車するようになったんです。

そのおかげで武蔵小杉から東京へ18分で行けるようになり、新宿も20分で行けるようになりました。それと同時に工場や企業の跡地の再開発も進み、タワーマンションが建ち、クラブツリーやテラス、東急スクエアなどの商業施設も開業し、2022年には日本医科大学キャンパスの再開発も進むことが決まっています。

大規模な再開発が進んだことにより、街の雰囲気ががらりと変わり、街路や公共緑地も整備され、近代都市の仲間入りしたのです。お隣の二子玉川のような雰囲気を持ちながら、物件は武蔵小杉の方が少し安く、交通の便も良いので人気が急上昇しているのです。

また、再開発が進んだのと同時に昔ながらの「法政通り商店街」や「サライ通り商店街」などが活気に溢れ、旧市街に住み始める人も増え、武蔵小杉に遊びに来ている人も増えています。

居住者も来街者も増加中なので、個人店出店は有望

武蔵小杉駅はファミリー層を中心に単身者も多く、街を訪れる人も多いです。南武線沿いには富士通やNECなどの大きな企業の拠点もあるため、飲食店を出店するにはかなり有望と言えるでしょう。

旧市街地には武蔵小杉で人気のお店も多くあり、ラーメン丸仙やナチュラ(イタリアン、和食)、コスギカレーなど女性に人気のリーズナブルな価格のお店がたくさん立ち並んでいます。それとは対照的に男性サラリーマンが好みそうなボリューム重視のお店なんかはまだあまり建ってないようなので需要がありそうです。

また、中華やエスニック、イタリアンなどこだわりを持ったお店を出店しても良いでしょう。こだわりのある個性に溢れたお店が人気を博しているエリアなので出店を検討してみて下さいね。

武蔵小杉駅の和食店一例から見る特徴

武蔵小杉駅は和食店の激戦区と言われています。武蔵小杉駅周辺にはどんな和食店があるか一例を紹介していきたいと思います。

目利きの銀次

目利きの銀二のウリは魚介類となっています。魚介類ならどこでも食べられるのでは?と思うでしょうが、ここの魚介類は一味違います。なぜなら、漁師が厳選した素材を使っているからです。

その為、お刺身など全ての食材は新鮮で脂のノリも良く他の居酒屋では決して味わうことのできない上質な魚介類をリーズナブルな値段で楽しむことができます。コースは2500円~と安く設定されているのも人気の秘密です。

くいもの家 泉

隠れ家的な雰囲気のくいもの家 泉。ここは町の人から「教えたくないお店」と言われており、様々な美味しい和食を楽しむことができます。和食店ではありますが、中には和食を洋風にアレンジしたような料理もあり、色々な食感を楽しむことができるようになっています。

週末は予約が取れないことで有名ですので、足を運ぶ時は数週間前に予約を取ることをお勧めします。平日も予約なしでは入れないことが多い為に、なるべく予約をお勧めします。

たらふく

とにかく安いことで有名なお店です。値段が安いと味も微妙なのでは…?と思うかもしれませんが、たらふくは上質な味がウリで地元民からも大人気。ランチはボリュームたっぷりで味も抜群!それでいてお値段1000円と破格になっています。アジ丼など海の幸を使った料理も人気です。

ただ、ランチは安いですがディナーはMAX6000円とちょっと値段の高いコースもあります。ただ、その値段ですら安く感じるクオリティですので、最高級の贅沢を楽しみたい方はぜひ一度足を運んでみて下さい。

さて、この3店舗から何が分かるでしょうか。

値段は安く質も良い。これが大きな特徴となっています。

ただ、値段が安いだけ和食店だけというわけではありません。高級志向の方向けに値段は高いですが、思わず頬が落ちそうになるくらいの肉も用意しています。このように、武蔵小杉の和食店は住民全ての層が満足してもらえるような準備を整えているのです。

まとめ

以上が、武蔵小杉の特徴と街の様子。

そして、それを加味した上で、どのような点に気を付けて和食店を出店すれば良いかというポイントになります。

地域に根付き、住民のニーズに応えれるサービスを提供できるお店であれば、決して、成功するのも難しくはないでしょう。

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