うどんメニュー考案のポイントとは?

飲食店

黒い器の釜玉うどん

うどんは麺類の中でも日本人にとって特に馴染み深く、頻繁に食されるメニューです。子供からお年寄りまで人気があり、お店に置けばより幅広い年齢層を取り込むことができます。また、うどんには様々な食べ方があり、トッピングに応じてお店の個性が出しやすいのも魅力の1つ。

そこで今回は、幅広い年齢層に人気のうどんメニュー考案のお手伝いをしていきたいと思います。

うどんの味付けにはどんなものがある?

出汁をいれている釜玉うどん

うどんは短時間の調理ですぐに食べられるとともに様々なアレンジができるので、冷蔵庫に常備しているというご家庭も多いはず。飲食店においても、お店の個性を出すために色々な味付けがなされていますよね。お店独自の味や、期間限定の味付けを打ち出せば、話題性から客足が伸びる可能性があります。

そこで、まずはうどんの一般的な味付けからちょっとしたアレンジ方法までをご紹介していきたいと思います。

基本のうどんつゆ

うどんのつゆは地域の特色が色濃く出るもの。関東ではめんつゆ風の褐色のつゆ、関西では透き通るような薄味のつゆが人気です。いずれのつゆもしっかりと出汁を取り、そこに醤油やみりんといった調味料を合わせていくのが一般的。出汁によって風味が大きく変わるので、かつお出汁以外にもいりこ出汁、鶏出汁などが人気です。

塩だし

あっさりとした塩出汁のうどんは、暑い日のひんやりメニューにぴったり。基本のうどんつゆの容量でしっかりと出汁をとり、塩を加えたシンプルな味付けです。うどんはキリっと冷やしても美味しくいただくことができるので、季節感を出しやすいメニューでもあります。

カレーうどん

カレーライスをつくった翌日は、決まってカレーうどんというご家庭も多いのではないでしょうか?お子様からも人気のある味付けで、カレーうどんを専門に取り扱うお店も少なくありません。定番の和風出汁だけではなく、洋風アレンジやスパイスを利かせた本格的な味付けなど、バリエーションに富んだ味付けです。

釜玉うどん

釜玉うどんは釜揚げしたうどんに卵を絡め、つゆでいただくというシンプルなもの。本場香川の讃岐うどんで有名な食べ方で、全国チェーンのお店でも採用されていることの多いメニューです。

煮込みうどん

味噌煮込みうどんをはじめ、鍋でじっくり煮込んだうどんは寒い冬にぴったりです。小鍋を使用すれば1人分から提供できるようになりますので、立派な冬メニューになります。

明太子

うどんに明太子を合わせるパターンも多く見受けられます。冷うどんや前述の釜玉うどんはもちろんのこと、あたたかいうどんのスープやトッピングに明太子を用いることも多いです。若い女性を中心に根強い人気のある食べ方です。

梅しそ

梅しそつゆは、冷たいうどんをさらにさっぱりと食べたい時によく合います。夏場の需要が高く、期間限定メニューとしても定番の食べ方です。

洋風アレンジ

うどんを洋風にアレンジした食べ方も多くあります。パスタの代わりにうどんを用いる食べ方が多く、カルボナーラ風、ナポリタン風などが有名です。また、クリームスープやミネストローネといった洋風のスープにうどんを合わせる場合もあります。

うどんの具にはどんなものがある?

ネギたっぷりの天ぷらうどん

うどんは、具材やトッピングによって独自性、カスタマイズ性を出せるのもメリットの1つ。お店の個性を出した具材はもちろん、お客様にトッピングをお選びいただく形式もおすすめです。

  • 根菜類、芋類
    人参や大根といった根菜類、里芋やさつま芋といった芋類は、うどんつゆの定番具材です。こんにゃくや豆腐を加えればけんちんうどん、豚肉を加えれば豚汁うどんなど、一気にバリエーションを増やすことができます。

  • 生卵や温泉卵は、冷たいうどんにもあたたかいうどんにも合う定番のトッピングです。味だけではなく、見た目も豪華になり、ボリューム感を増すこともできます。
  • 天ぷら
    かきあげやエビ天、鶏天などの天ぷらとうどんは、切っても切れない間柄。うどん専門店でも天ぷらのオプションを設けていることが多く、種類も豊富なのでお客様が気分に合わせて選べるのも利点です。
  • ネバネバ系
    オクラやとろろ、納豆、メカブといったネバネバ素材も、うどんとの相性は抜群です。特に冷たいうどんにはよく合いますし、ヘルシーなイメージから女性客からの人気が高いメニューです。
  • 薬味
    ネギやショウガ、大葉といった薬味類も欠かせません。「うどんにはネギをたっぷりかけないと満足できない!」という方も多いかと思いますが、実は薬味をのせるだけで見た目も華やかになりますので、ぜひとも色々な種類を用意しておきましょう。

うどんメニュー考案のポイント

生卵の乗った冷やしうどん

うどんは様々な飲食店で取り扱われていますので、オリジナルメニューを作るのは難しいと感じるかもしれません。しかし、うどんは様々な具材や食べ方に合うので、工夫次第でいくらでもお店独自のメニューを考案することができます。そこで、うどんメニューを考える上でのポイントをご紹介します。

こだわりの出汁でつゆを作る

味にこだわりたいのなら、まずはつゆでお店の独自性を表現してみましょう。それにはまず、出汁にこだわるのが1番です。定番のかつおや昆布以外にも様々な出汁を試し、厳選素材のみを用いればオリジナルのつゆが完成します。

お店独自の天ぷらを添える

定番中の定番である天ぷらも、揚げる素材を工夫すればお店独自の商品となります。

たとえば、卵の代わりに温泉卵を揚げた「温卵揚げ」を添えるのはいかがでしょうか。さくさくの衣の中からトロリとした黄身が溶けだすので、さっぱりとしたうどんにぴったりです。

薬味や野菜で見た目を華やかにする

うどんに薬味や野菜を添えれば栄養バランスが取れるだけではなく、見た目の印象を華やかにすることもできます。うどんというと日本のファストフードのようなイメージがありますが、彩りを良くすることでカフェごはんとしても使うことができますし、女性客の集客を見込めます。

うどんメニューの値付けをしよう

渋いメニュー表

うどんは世間一般に「安い」というイメージがありますので、あまり値段設定を高くすると数が出ない可能性もあります。よって、うどん単品のメニューであれば1,000円以内におさめるのがベストです。

実際のところ、うどんは原価も低いので安い値段設定にすること自体は難しいことではないかもしれませんが、客層に合わせた値段設定をする必要があることを忘れてはいけません。大学付近に位置しているお店ならば学生のお客様が多くなることが予想されるので、できるだけリーズナブルなお値段で提供するとよいでしょう。

まとめ

関西風のうどん

いかがでしょうか?

うどんは老若男女に人気がある魅力的なメニューです。なぜなら、つゆや具材、トッピング等で様々な味を楽しむことのできるため、あらゆる年代や性別の方が好む味を作ることができるからです。バリエーション豊富なうどんメニューを提供し、「違う味も食べてみたい」という感想を抱いていただくことができれば、リピーターの獲得にも繋がります。オリジナリティ溢れるうどんを考案し、お店の主力メニューにしていきましょう。

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