ティースプーンを適当に選んでない?細かいところまでこだわる理由

飲食店

ティースプーンと砂糖

お客様にコーヒーや紅茶のメニューを出す際に、必ず必要になるティースプーン。ティースプーンが果たす役割は、砂糖、ミルク、レモンを混ぜることです。単純に考えればこの通りなのですが、ティースプーンが果たす役割はそれだけではありません。

そこで今回は、ドリンク提供の際のサブキャストである、「ティースプーン」の選び方についてお話ししていきます。

ティースプーンとは?

ティースプーンと紅茶

ティースプーンとは、コーヒーや紅茶メニューの提供時に、お砂糖、ミルク、レモンなどを混ぜるため、ソーサーの上に一緒につける小さなスプーンのことです。紅茶をティーポットサービスで出す店舗などにおいては、ティースプーンで茶葉を計量し、ポットに茶葉を入れる際にも使用することもあります。

また、柄の長いティースプーンは、パフェなどのデザートやクリームソーダ、コーヒーフロートといった、アイスクリームを使うドリンクに用いられることがあります。

ティースプーンの利用頻度

ティースプーンとクリームフロート

ティースプーンは、小さめサイズのスプーンの中でも最も使用頻度が高い物といっても過言ではないでしょう。使用例としては、お子様用のスプーンとして使用されることもあります。ティースプーンは、コーヒースプーンなど他のサイズの小スプーンに比べて、お子様に食べさせるサイズとしてぴったりなのです。お子様にとっては、ティースプーンの口型が丸く作られているため、口に運びやすいということが丁度良い理由に挙げられます。また、デザートに使用することも多いのではないでしょうか。

このように、ティースプーンは使用用途が広いため、店舗で使用する場合、おのずと使用頻度が最も高いスプーンになってしまうのです。

ティースプーンは何本用意しておけばいい?

大量のティースプーン

これからカフェを開業される方、またはまだ開店されて間もない方にとって、準備しておくティースプーンの本数は気になるところではないでしょうか。

ティースプーンの準備本数の相場は、通常、店舗席数の1.5倍の数と言われています。しかし、ティースプーンの出番はドリンク提供時以外にも考えられるため、食器類の準備資金に若干余裕がある場合は、少し多目に席数の2倍ぐらいの本数は欲しいところです。

また、ティースプーンなどの小さな食器は紛失も早いものです。洗っているとき、テーブルからさげるとき、もしくはお客様がテーブルで気づかぬうちに落としてしまうなど……気がつくと数が減ってしまっている備品なのです。無くしやすい備品であることを考慮しても、多めに準備しておくことに越したことはないでしょう。

ティースプーンを選ぶときのコツ

木製のティースプーン

カフェ・喫茶店、その他飲食店の業務用で使うティースプーンは、どのような基準で選ぶと良いのでしょうか?

ティースプーンの材質を考慮して選ぶ

ティースプーンと一言に言っても、材質はさまざまです。素材別に用途、価格帯が異なるので、ご自身の店舗に合った物を選んでください。

カトラリーの中で最もポピュラーな素材です。銀には銀イオンがあるため、抗菌作用としても優れています。長期間使用しない、あるいは使用のし過ぎなどによって汚れが目立つかもしれませんが、磨けばすぐに色を取り戻します。素材としては安い物ではありませんが、長持ちします。安い素材で揃え、しょっちゅう買い替える事を考えれば、長く良いものを使い続けた方が良いこともあるでしょう。

合金

ニッケル、銅などでメッキされた素材です。見た目はシルバー製と変わりませんので、高級感があります。安価に購入できるところがメリットです。

ステンレス

錆びにくく、使いやすいのが特徴の素材です。銀に比べると安価に手に入るため、飲食店では人気があります。また、お手入れも楽な割には長持ちします。

ガラス製・木製

居酒屋、和風のお店、アジアン系のカフェなどで人気なのが木製の素材です。見た目もおしゃれで温かみもあります。ガラスなどの陶磁器製もインテリアとしておしゃれなため、お店のコンセプトによっては人気のある素材です。食べ物や飲み物のにおいが付きにくいこともメリットでしょう。

お店のインテリア・テーブルコーディネートやカップに合わせて選ぶ

コーヒーや紅茶を主力商品にしているお店では、店内中のテーブルに同じティースプーンが並びます。そのため、コーヒー、紅茶をいれるカップ&ソーサーのデザインにティースプーンもぴったりと合わせた、統一のコーディネイトにすることがお店の「重要なインテリアの一つ」になります。ティーカップをこれから購入するのなら、スプーンまでをワンセットとした統一のコーディネートにするようにしましょう。

ティースプーンはどこで仕入れる?

銀製のティースプーン

業務用のティースプーンは、業務用の備品を専門に卸している量販店、または、業務用備品を揃えている卸業者が運営しているインターネットショップなどで簡単に購入できます。

「テンポスドットコム」、「ストアエキスプレス」、「Bnet」などのネットショップは、特に品揃えが充実しています。

まとめ

ティースプーンとブラックコーヒー

いかがでしょうか?

今回は、「ティースプーン」の役割と選び方のコツについてお話しいたしました。小さいことではありますが、スプーンやテーブル回りのちょっとした場所にこだわるだけでも、お店の評価がぐっと上がります。実用性とセンスの良さを兼ね備えたティースプーンを揃え、すてきな店舗にしていきましょう。

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