タピオカミルクティーが日本で人気!?人気店の戦略や販促を見習おう

飲食店

タピオカが入ったミルクティー

台湾発祥とされているタピオカミルクティーが、近年日本でも人気となっているのをご存知でしょうか?タピオカもミルクティーもそれぞれ人気が高く組み合わせとしては申し分ないですが、なぜ人気となっているのでしょうか?

日本でブームのタピオカミルクティーを店舗に取り入れて、お客様の満足度をあげたいものです。今回は、タピオカミルクティーの詳細や人気の店舗などをご紹介していきます。有名店のメニューを参考にすることで、お店に取り入れるイメージを膨らませてみましょう。

タピオカミルクティーについて知ろう

タピオカパール

タピオカミルクティーとは、読んで字のごとくタピオカ入りのミルクティーを指します。モチモチの食感と飲みごたえがあるタピオカミルクティーは、近年日本でブームとなっているドリンクです。その発祥は1980年代の台湾だとされ、タピオカミルクティー専門店の「春水堂(ちゅんすいたん)」のオーナーが清涼飲料水として誕生させたそうです。

まずは、そもそもタピオカとはどんなものなのか、改めて確認していきましょう。

タピオカは、キャッサバと呼ばれる熱帯低木の根茎からつくられるデンプンのことを指します。このキャッサバからつくられたデンプンは、料理のとろみを付ける際に使われたり、料理のつなぎとしての役割もはたします。

このキャッサバを加工することで、私達がよく目にする丸いタピオカになります。キャッサバからつくられたデンプンを水で溶いて加熱したあと、丸い粒状へと加工します。これで「タピオカパール」と呼ばれる丸く白いものができあがります。ちなみに、タピオカミルクティーなどのドリンクに入っている黒いタピオカは、カラメルで色付けをしているものだそうです。

また、タピオカはヘルシーなイメージがある食べ物ですが、思いのほか高カロリーとなります。乾燥状態のタピオカパール100gで、約350キロカロリーほどだと言われています。タピオカの元であるキャッサバはイモ科ですので、言われてみれば納得でしょう。しかし、タピオカは腹持ちがよく、食物繊維が豊富とされているため、上手く摂取することでダイエット効果もあるかもしれません。

タピオカミルクティーの人気店

タピオカの入ったドリンク

人気のタピオカミルクティーですが、近年日本上陸で話題になっている店舗も多く存在しています。今回は、その中から2店舗ピックアップして、それぞれの特徴をご紹介します。

春水堂(ちゅんすいたん)

タピオカミルクティーを語る上で、先ほどもご紹介したタピオカミルクティー発祥の店とされている春水堂は欠かせません。創業1983年のこちらのお店は、台湾で50店舗近く展開している人気店です。日本への上陸は、2013年の代官山でした。現在は日本全国で10店舗展開しています。

春水堂では、お茶の文化継承と味への追求、そしてお茶を高品質で提供するため、「お茶マイスター認定制度」というものを設けています。認定テストに合格しなければ、お店でドリンクを提供することができないそうです。ここまでこだわりを持っているからこそ、今でも人気を集めているのでしょう。

定番のタピオカミルクティーをはじめ、豆乳や抹茶を使ったもの、ジャスミンティーやレモンティーを使ったものなど、豊富なメニューが揃っています。また、季節限定のタピオカドリンクもだしているようです。不動の人気ながら、季節を取り入れたメニューを提供することで、お客様を飽きさせずリピーターへとつなげていると想像できます。

THE ALLEY XIEJIAOXIANG(ジ・アレイ シェージャオシャン)

こちらも台湾からきた店舗で、ティースタンド式のスタイルとなっています。日本上陸は2017年7月、新宿の「サナギ 新宿」内にフードトラックとしてオープンし話題となりました。現在は東京に6店舗出店しています。
「It’s time for Teaお茶に恋をする、美しい生活」をコンセプトとする同店は、お茶を飲み、味わうことで幸せを感じるような感動を与えてくれます。手作りのタピオカ、きび砂糖シロップによって、オリジナルの味を提供しています。

メニューはタピオカミルクティーはもちろん、タピオカ抜きのミルクティーやストレートティーも展開。スペシャルとしてオーロラドリンクや黒糖タピオカラテなど変わったメニューもあり、何度訪れても楽しめそうです。

また、カップには目の惹く大きな角があるトナカイが印刷されていて、見た目からも若い女性を中心に人気を集めていることがうかがえます。インスタグラムなどのSNSで人気となること間違いなしです。

タピオカミルクティーは自分の店でも作れる!?

料理する女性

タピオカミルクティーは、専門店でないと提供は難しいのでしょうか?もちろんそんなことはありません。自家製のタピオカづくりは難しいかもしれませんが、乾燥タピオカを仕入れることでタピオカミルクティーを提供することができます。

特に、カフェなど普段から紅茶を提供している店舗なら、ぜひ挑戦してみたいメニューです。たとえば、タピオカは仕入れたものでも、紅茶にこだわりを持っていれば、充分差別化することができるのではないでしょうか。もちろん、紅茶以外のドリンクでタピオカと合うものを探し、新しいドリンクメニューを開発してみるのも一つの手でしょう。

まとめ

ココナッツジュースタピオカ入り

いかがでしょうか?

海外人気店の日本上陸店舗が増えてきています。マメにウォッチして人気の理由を探りつつ、参考にできる部分は取り入れてみてはいかがでしょうか?

人気店のメニュー戦略や販促を見習うことは、繁盛店への近道となるかもしれません。

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