スパークリング日本酒でメニューを華やかにしよう!

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人気のスパークリング日本酒

日本酒離れが進む中で近頃人気になっているのが、スパークリング日本酒です。炭酸が加わることで飲みやすく、華やかな日にも好まれます。

そこで今回は、スパークリング日本酒をお店で扱うメリットや、お客様においしく飲んでもらう方法をご紹介します。スパークリングで日本酒に興味を持ってもらったり、他のお店と差別化を図ったりするためにもぜひ参考にしてみて下さい。

スパークリング日本酒とは

グラスに注がれるスパークリング日本酒

スパークリングといえばワインが定番ですが、発泡した日本酒「スパークリング日本酒」も人気です。日本酒は菌の発酵の力を利用してつくられるお酒なので、スパークリングと名がつかないものでも発泡したものもあります。

たとえば、「にごり酒」は菌が生きた状態のもろみを粗く濾過しているので、液体にも菌が混ざっています。加熱しない限り瓶の中で発酵が進むため、シュワシュワとした泡が含まれます。

他には、シャンパンと同じ要領でつくられる「瓶内二次発酵」という方法でつくったものもあります。お酒として完成した後に、酵母菌や栄養分を加えて寝かせる方法です。アルコール度数も高めになりますが、じっくりと細かな泡がつくられます。

最後にもうひとつ、炭酸ガスを注入したタイプです。発酵の力を使わず、人工的に二酸化炭素を日本酒に加えて発泡させたお酒であり、コスト面に優れています。コンビニやスーパーなどでも安く売られているのを見かけるでしょう。

このように、スパークリング日本酒には大きく分けると3タイプあり、つくり方や値段が変わります。味わいやおいしく飲む方法も違うので、自分の店舗に求める味を見極めましょう。

スパークリング日本酒をメニューに入れるメリット

スパークリング日本酒で乾杯

スパークリング日本酒が人気になったのは、上記でも紹介した炭酸ガスを注入したタイプの日本酒が、スーパーやコンビニで気軽に手に入れられるようになったことが大きいでしょう。日本酒というと、特に若い人は「アルコール度数が高い」「味が独特で、お酒感が強い」という理由で避けてしまいがち。しかし、発泡していることで従来の日本酒よりもアルコール感が和らぎ、飲みやすくなります。また、発泡した飲み物は華やかなイメージやハレの日のイメージがあるので、食事のときに選ぶとおしゃれ感がでますし、アルコールが強くない人でも飲みやすいのです。

和食料理を提供するお店の場合、本来なら日本酒を避けがちの若い人や女性に対して、スパークリング日本酒を選んでもらうことで料理との相性を高め、日本酒を楽しんでもらう機会が増えます。お客様にとっても選択肢が増えることで、食事をより楽しめるというメリットがあります。

スパークリング日本酒をお店で出すときの注意点

シャンパンのようなスパークリング日本酒

炭酸を含むお酒なので、激しく揺すると開けたときに爆発するので注意が必要です。この現象は、特に炭酸ガスを注入したタイプの日本酒に多いので、お客様の洋服や持ち物を汚さないように気をつけましょう。

また、にごり酒や瓶内二次発酵のタイプは、保存状態に気を使う必要があります。特ににごり酒の場合は仕入れた後も発酵が進んでいるので、発酵が急激に進んで劣化しないように低温で保存することが大切です。

一回瓶を開けた後は、早めに飲みきる・売り切るように工夫しましょう。炭酸が抜けると味わいがガクッと落ちますし、酵母は自然のものであるため、カビのような嫌な匂いがすることもあります。お客様に提供する前には、必ず味見を忘れないようにしましょう。

スパークリング日本酒に合う料理

スパークリング日本酒はどんな料理にも合わせやすいですが、特に洋風なこってりしたものと相性がよいです。炭酸ガスが強めのタイプをチキンソテーやオイル系のパスタと合わせれば、炭酸によって口の中がスッキリします。

にごり酒は、食後のハード系のチーズと一緒に味わうと、香りをより楽しめます。魚と合わせても生臭さが目立ちにくいので、魚とお酒の組み合わせが苦手だというお客様には、スパークリング日本酒をオススメするようにしましょう。

おすすめのスパークリング日本酒

爆発するスパークリング日本酒

定番ですが、おすすめのスパークリング日本酒をご紹介します。

女性におすすめするなら、お酒感が強すぎない澪(みお)はいかがでしょうか。手頃な値段でコンビニなどでも買えるため知名度も高く、コストパフォーマンスにも優れています。パッケージも爽やかで可愛らしい印象なので、女性がよろこぶはずです。ジュースのようなフルーティーな味わいで、日本酒が初めての場合でも美味しく飲んでもらうことができるでしょう。日本酒への抵抗を和らげるにはもってこいのスパークリング日本酒です。

獺祭 発泡スパークリング

日本酒が好きな人には、山口県の獺祭(だっさい)の発泡にごり酒がおすすめです。純米なのでそのままでも濃厚な味が楽しめますが、発泡させることでゴクゴク飲めてしまう、酒好きにはたまらない仕上がり。炭酸が抜けてもにごり酒として楽しめるところは、さすが獺祭といったところでしょう。

末廣 微発泡酒ぷちぷち

コストパフォーマンスを重視するなら、福島県の末廣(すえひろ)がおすすめです。粗搾りした酒を瓶詰めし、出た炭酸ガスをそのまま閉じ込めて作られた微発泡酒です。大変人気で、試飲会では行列ができるとのこと。その名のとおり、口のなかでぷちぷちとはじける微炭酸で、末廣の日本酒の味わいもしっかりと楽しめます。

発泡にごり酒 八海山

新潟県の有名日本酒である八海山(はっかいさん)の発泡にごり酒もおすすめです。さわやかな酸味と華やかな香りが味わえます。スパイシーな料理や濃厚な料理とマッチするとのことなので、料理と合わせて提案してみてはいかがでしょうか。

まとめ

スパークリング日本酒で乾杯

若者を中心に日本酒離れが進んでいますが、スパークリング日本酒を扱うことで、その魅力を伝えられるのではないでしょうか。炭酸が入っていることで飲みやすく、ハレの日も演出しやすいので、和食の食前酒として最適です。

日本酒とはいっても洋食にも中華にも相性が良いので、お店側としても扱いやすいお酒です。こだわりのスパークリング日本酒をメニューに入れれば、他のお店とは少し違う雰囲気や特徴を生み出せるでしょう。