食器洗浄機を導入して作業の効率化をしよう!

飲食店

食洗機を使う女性

飲食店では毎日大量の食器を使用するため、皿洗い業務の負担は決して軽いものではありません。大きなお店では「皿洗い係」を雇っている場合もありますが、個人経営の店舗ではそこまでの人員を雇うことはできないでしょう。

そこでおすすめしたいのが、「食洗機」の導入です。しかし、「1度にどれくらい洗えるのか?」「洗うのにどれくらいの時間がかかるのか?」「1台導入するのにどれくらい費用がかかるのか?」など、色々な疑問点が浮かぶ方も多いでしょう。

そこで今回は、食洗機について抱くであろう疑問にお答えしていきたいと思います。食洗機の導入をお考えの飲食店様は、ぜひ参考にしてみて下さい。

食洗機とは

湯気があがる食洗機

食洗機と聞いて、どんなものか具体的に思い描ける方はどのくらいいるでしょうか?日本でもメジャーになりつつあるとはいえ、一般家庭ではコストや設置場所の関係からまだまだ普及していないのが現状です。また、家庭用食洗機と業務用食洗機の機能は異なるので、「食洗機のある家庭で育った!」という人からしても、業務用食洗機の実態とイメージは異なるはずです。

そこで、まずはじめに「食洗機とはどのようなものなのか」「家庭用食洗機と業務用食洗機の違い」をご紹介していきたいと思います。

食洗機とはどのようなもの?

食洗機と略されることもありますが、正式名称は「食器洗い機」と言います。名前からも分かる通り、食器を洗うための電化製品です。

サイズは様々なものがありますが、中が台所用の水切りラックのようになっていて、そこに食器をセットするのはサイズ共通です。そして、ガソリンスタンドにある洗車機のように、洗剤と水圧で食器全体を洗浄するのです。

食後の洗い物は、一般家庭においても負担の大きい家事の1つ。家族が増えるとそれだけ食器の枚数も増えるので、子供のいるファミリー層から高い需要があります。特に共働きの家庭には根強い人気があり、一般家庭用にコンパクト化された様々なタイプの商品が販売されています。また、洗い物によって手の指が荒れる心配もないので、敏感肌の方からも人気があります。

家庭用食洗機と業務用食洗機の違いとは

食洗機は一般家庭にも普及しつつあるので、大体どのようなものか知っている方も多いかもしれません。しかし、実は家庭用食洗機と業務用食洗機にはいくつかの違いがあるのです。

まず、家庭用と業務用ではサイズが大きく異なります。家庭用食洗機はキッチンの隅にも置けるようなコンパクトタイプが主流で、多くても2人~3人分の食器を洗うのに適しています。一方、業務用は食器をしまうカゴをいくつもセッティングできるほど1度に大量の食器を洗浄することができるため、自然とサイズも大きくなります。

次に、機能面でも異なる点があります。家庭用食洗機は食器を一通り洗い終えるまでに30分前後の時間を要するのに対し、業務用食洗機はわずか数分で大量の洗い物を済ませることができます。家庭用食洗機しか扱ったことがないという方は、業務用食洗機の圧倒的なパフォーマンスに驚くはずです。

使用する洗剤の種類も異なります。業務用食洗機ではより強力な洗剤を使用するため、手で直接触れるということは肌荒れの原因になります。そのため、業務用食洗機の洗剤は自動供給装置を採用しており、実際に直接触れることはありません。

食洗機をつかうメリット

衛生的な食器

飲食店で食洗機を導入するメリットについて掘り下げていきたいと思います。

皿洗いの負担を軽減できる

大容量食洗機を導入すれば、食器を下げた後スムーズに洗い物を済ませることができます。製品によっては1時間あたり1,000枚以上を処理できるものもあるので、食器を多く使用するコース料理を扱っているお店や、来店数の多いお店もスムーズに料理を提供できるようになります。

業務の効率化を図れる

皿洗いに人員を割く必要がなくなるので、業務の効率化や人件費カットを図ることができます。皿洗いは時間がかかる上、衛生面を考慮する気の抜けない作業です。その作業を機械に任せることで、調理や接客に集中しやすくなります。

殺菌効果が高く、衛生的

食洗機は強い水圧と洗浄力の高い洗剤によって、汚れを短時間で綺麗に落とし切ることができます。また、高温洗浄により高い殺菌力を誇るので、食器を衛生的に保てます。飲食店において、店内や食器類を清潔に保つのはとても重要です。手洗いと比べ断然殺菌力が高いので、小規模な飲食店でも導入する店舗が増えてきています。

食洗機の価格は?

洗浄が完了したての食洗機

食洗機の価格は、機能やサイズ、メーカーによっても異なります。安いものでは10万円前後、高いものでは30万円以上になることもありますので、キッチンの広さや来店数に応じて適切なものを選ぶようにしましょう。

アンダーカウンタータイプ

小型で省スペース、狭い厨房にも置きやすいのがこのタイプ。1時間で1,000枚前後洗うことのできる製品もありますので、小さいからといってパフォーマンスが著しく落ちるということはないでしょう。カウンター下にも設置することができ、厨房をすっきりとさせたいオーナーにおすすめです。1台あたり40万~50万円程が相場となっています。

ドアタイプ

洗浄力が強く、油っぽいメニューの多い中華料理店や、食器を使用する枚数の多いコース料理を提供している店舗から人気があります。65万円前後が相場ですが、小型のドアタイプはもう少しお安く購入することができます。

シャッタータイプ

洗濯器のような見た目で、上部から食器類をセットするタイプです。コンパクトなので小規模飲食店に向いています。お値段は1台あたり40万円前後が相場です。

食洗機導入のポイント、注意点

食洗機を使う前の状態

業務用食洗機は、食器を一気に洗い上げるために約80度という高温を給湯する必要があります。そのため、そのままではシンクに高温のお湯が流れ出て火傷の危険性を伴いますので、給湯器を2台設置したり、シンクに水とお湯の比率を調整できるカランを取り付けなければなりません。

よって、食洗機導入を考えたのなら、まずはご自分の店舗が給湯器2台の設置が可能かどうか調べるようにしましょう。

まとめ

業務用の厨房

いかがでしょうか?

業務用食洗機は家庭用に比べ非常にパワフルで、大量の食器を短時間で洗うことができます。そのため、ひとたび食洗機を導入すれば、素早く業務の効率化を図ることができます。導入時は給湯器の設置可能台数等に気を付けつつ、お店に合ったタイプや大きさの製品を選ぶようにしましょう。

 

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