深海魚をメニューに取り入れて話題性を狙おう!

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深海魚のきんき

深海魚と聞くと変わった体をしていたり、どことなくグロテスクだったりと、見かけのイメージからはあまり食欲が沸きませんよね。しかし実は深海魚の中にも食べられる魚はおり、古くから珍味として親しまれているんですよ。また、居酒屋や定食屋さんでよく見かける魚も、実は深海魚の仲間だったりします。

とはいえ一般のスーパーで出回っていることはほぼないので、水族館でしかお目にかかったことがないという方も多いのでは?そこで今回は食べられる深海魚の種類や調理方法、仕入れ方法まで詳しく紹介していきます。

深海魚ってどんな魚?

奇妙な深海魚

「深海魚」とはその名の通り、光が届かないくらい水深の深い、深海に生息している魚のことです。深海の水深は200m以上と定義されているので、深海魚も住処の海域の水深によって明確に区別されます。

深海や、そこに棲む魚たちは現代の科学でも明らかになっていない部分が多く、独自の進化を遂げた魚がたくさんいます。特に大きな水圧に耐えるため、私たちが日常的に見かける魚とは体の構造が大きく異なる種類が多く、一見するとグロテスクな個体も少なくありません。

一方で、人類にとってまだまだ未知な領域であることや、深海魚たちのユニークな見た目から深海に興味をそそられる方も多く、「深海魚が食べられるお店」は物珍しさから大きな集客効果を見込めます。

では、実際に食べられる深海魚にはどのようなものがあるでしょうか?

アンコウ

アンコウは日本で最も食されている深海魚ではないでしょうか。特に茨城県では郷土料理のアンコウ鍋が名物として親しまれています。一口にアンコウといっても色々な種類がいますが、現在食用になっているのはほとんどキアンコウという種です。

ドンコ

ドンコは東北でよく食べられる深海魚です。鮮度が落ちやすいので、東北から離れた地域の飲食店ではなかなかお目にかかることができません。やわらかな白身はまったくと言って良い程クセがなく、様々な調理方法を楽しむことのできる食材です。

ノドグロ

高級魚の一種であるノドグロは、それだけで人が呼べる食材なので「ノドグロ入荷」と大きく看板を掲げるお店も少なくありません。脂がのった身はほのかに甘みがあり、お酒にもご飯にもぴったりです。

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キンキ

煮付の定番キンキも実は深海魚の仲間です。こちらもノドグロと並び高級魚の一種なので、料亭や旅館でもない限り頻繁にはお目にかかれません。赤い見た目はお祝い事にもぴったりなので、特別な日に食す方が多いのではないでしょうか。

メヒカリ

メヒカリは福島県や茨城県で多く水揚げされている深海魚です。ししゃものように細長い体と大きな目が特徴的で、身が少なく脂っぽいので昔は雑魚の一種という扱いでしたが、近年はお酒のアテとしての需要が高まり、メニューにあると喜ばれる魚に出世しました。

代表的な深海魚料理とは

あんこう鍋

数ある深海魚料理の中でも、特に代表的なメニューを解説します。作り方のポイントも記載しているので参考にしてみて下さい!

アンコウ鍋

茨城県の郷土料理であるアンコウ鍋は、フグ鍋と並び冬の代表的な鍋料理です。アンコウは「食べられないところがない」と言われるように、肝やエラなどありとあらゆる部位を美味しく食べることができます。アンコウ鍋は味噌味をベースとしたものが多く、肝の濃厚な旨味が味の決め手となるので必ず入れましょう。

キンキの煮付け

鮮やかな赤がおめでたい印象のキンキは、丸ごと煮付けにすることでより華やかな一品となります。キンキそのものは比較的淡白な魚なので、煮汁の配分で味付けが決まります。箸をいれた時にホロリと崩れるくらいやわらかく仕上げるのがポイントです。

メヒカリの素揚げ

脂ののった白身魚のメヒカリは、素揚げにすると酒の肴にぴったりです。メヒカリを丸ごと揚げるだけなので、調理もとても簡単。見た目のインパクトが出るだけではなく、内臓のえもいわれぬ風味を感じることができます。

深海魚を扱う上での注意点

あんこうをさばく板前

深海魚の多くは他の魚と同様に捌けば簡単に調理できますが、中には取り扱いが難しいものもあります。

たとえば先ほどご紹介したアンコウはあらかじめ皮を剥いでから調理に取り掛かるため、丸一匹仕入れた場合は少し手間がかかります。さらにアンコウは大きなものになるとまな板の上に置くのが難しくなるため、調理場のどこかに吊り下げるなどして処理する必要もあります。

このように深海魚は普段見慣れない分、調理に思わぬ手間がかかることもあります。仕入れた後に困ることがないよう、事前にしっかりチェックしておきましょう。

深海魚の仕入れ先とは

キンキの仕入れ

深海魚は各地の市場で仕入れることができます。滅多に市場に出回らない種もあるため、質の良いものを見つけたら即仕入れてしまうのがおすすめです。また、お住まいの地域によっては深海魚の取り扱いが極端に少ない場合もあると思います。

そんな時はいつでもどこでも注文できる、ネット仕入れサイトを使うと良いでしょう。たとえば下記のサイトは品質の良い魚をネット注文で仕入れることができ、深海魚の取り扱い量も安定しています。

深海魚料理が食べられるお店とは

あんこう料理

では実際に、深海魚料理を提供している飲食店を参考にしてみましょう。

いせ源は都内唯一のアンコウ料理専門です。創業188年の老舗で、名物のアンコウ鍋をはじめ、きも刺しや唐揚げなど、アンコウを余すことなく堪能できます。アンコウ鍋セットのお取り寄せも行っているので、東京近郊の方以外も、手軽に老舗の味を体験することができます。

深海魚は見た目がユニークなものや、食べ方が分かりにくいものも多いため、せっかく水揚げされたのに市場に出回らないことも少なくありません。魚治はそんな捨てられてしまう魚たちを、もったいないから美味しく調理してしまおうという精神ではじまりました。滅多にお目にかかれない珍魚を食せる数少ないお店です。

日本を代表する港町である沼津市で、なんともインパクトのある深海魚料理を提供しているのがこちらの「魚重食堂」です。様々な深海魚を一度に味わうことのできる料理ばかりで、深海魚料理のインスピレーションが得られること間違いなしです。

まとめ

深海魚を仕入れる

いかがでしょうか?

深海魚は生命の神秘を感じさせるユニークな形のものも多く、珍味として高い集客効果を発揮してくれます。見た目に反して味は超一級な魚もたくさんいるので、知られざる深海魚の魅力をどんどん提供していきましょう!