シメパフェブームに乗っかろう!話題のシメパフェとはなんなのか?

飲食店

スタイリッシュなシメパフェ

シメパフェは、テレビやインターネットをはじめとした各メディアで取り上げられるほど、巷で急速に話題沸騰中のメニューです。飲食業界に身を置かれる皆様も、ブームに乗らない手はありません。

そこで今回は、飲食業界でも話題騒然の「シメパフェ」について、人気の秘密や店舗への活かし方などを徹底解剖していきます。

シメパフェとは?

趣向を凝らしたシメパフェ

お酒を飲んだ後の「シメ」は、本来ラーメンやうどんといった麺類が一般的です。しかし、最近ではお酒を飲んだ後の「シメ」に、スイーツの「パフェ」を食することが増えています。つまりシメパフェとは、「シメ」に「パフェ」を食べることを意味します。お酒を飲んだ後だけに限らず、女性は食後にデザートを食べることを習慣にしている方も多いですので、「シメパフェ」を食後のデザートの意味合いで取り入れる方もいます。

なぜシメパフェがブームになったのか

シメパフェを食べる女性

シメパフェは、北海道の札幌にある飲食店街からブームが始まったとされています。札幌一番の歓楽飲み屋街である「すすきの」で、シメパフェを提供するお店7店舗ほどが協力し、「札幌シメパフェ」を作ったのがきっかけです。道民をはじめ多くの人から愛された理由は、パフェに使われるソフトクリーム、アイスクリームには北海道産の牛乳が使用された、こだわりのアイスであったこと。そして、フルーツも北海道産の夕張メロンなど、美味しく旬な素材をふんだんに使用したことが背景にあります。

「札幌シメパフェ」は、当初北海道のローカル新聞、雑誌、ローカルTV局で取り上げられ、2015年には札幌で知らない人はいないほどブームになっていました。その後、2017年頃から東京、名古屋、大阪など全国規模で徐々に広がっていき、全国ネットのテレビ局で取り上げられるようになり始めたことで、一挙に全国的な知名度が増しました。

シメパフェが食べられる人気店を参考にしてみよう

フルーツたっぷりのシメパフェ

シメパフェは、全国区でブームになってから日が浅い為、まだまだブームが拡大を続けていきそうな勢いです。パフェはデザートの中でも比較的客単価が取れるスイーツメニューですので、ブームに乗ることは、新規客の集客と既存顧客への客単価UPにつなげていけるチャンスとなりえます。

シメパフェの人気店は、基本的にお酒とパフェを深夜まで提供している、カフェとバーの間のような、お店という概念に収まりきらない一風変わったコンセプトのお店です。シメパフェは、別名「夜パフェ」とも呼ばれています。人気の秘密は、従来のパフェとは一線を隠す、内容に趣向を凝らしたものだからです。

それでは、シメパフェの人気店を参考に、人気の秘密をさぐってみましょう。

Parfaiteria beL(パフェテリア ベル)

札幌のシメパフェを、東京で初上陸させた「夜パフェ専門店」です。渋谷の道玄坂という立地条件も相まって、東京上陸早々、早くもお店は大盛況です。このお店のパフェの特徴を以下にまとめてみました。

  • ボリュームが大きい
    高さが約20cmほどあり、通常のパーラーやカフェで出しているパフェより、とにかくボリュームが大きいことに驚かされます。
  • ビジュアルの美しさにこだわっている
    夜パフェ専門店のパフェは、とにかくビジュアルへのこだわりが他を圧倒しています。色合いやデコレーションの仕方などは、まるでアートのような美しさです。美味しそうに見せるのはもちろんですが、可愛さ、ポップさを醸し出しています。
  • 従来の定番パフェにない具材が使われている
    従来のパフェと言えば生クリーム、アイスクリーム、コーンフレークなどを使うのが定番です。しかし、こちらのお店ではアイスをジェラートにしたり、ラスクや手作り風プリン、アボガド、また、フルーツに巨峰やワインのジュレなどを使うことで、「大人が楽しめるスイーツ」に仕上げています。

Sweets bar Melty100g(スイーツバーメルティ100グラム)

東京の代官山に進出した、札幌夜パフェ専門店です。パフェメニューの特徴は、最初にご紹介したパフェテリアベルとほぼ同系統ですが、このお店ではさらに独自のシステムを採用することで人気が出ています。

  • パフェをお客様のお好みでカスタマイズできる
    このお店の特徴は、パフェの具材であるアイスやトッピングを、すべて自分好みにオーダーカスタマイズできることです。アレンジの多さは数百万通りあるので、来店の度に違うものがオーダーできるでしょう。アレンジの多さは、お客様を飽きさせない人気のポイントになっています。

シメパフェメニュー開発のコツとは

独自のシメパフェ

札幌発祥の夜パフェ専門店をご紹介しましたが、これら人気店のシメパフェの特徴を挙げてみますと、人気になる理由もうなずける点が多くあることがお分かりいただけたかと思います。では、実際に皆様のお店で新たに新規メニューとして「パフェ」を開発する場合、上記の人気店の特徴以外にどういったコツに配慮するべきでしょうか。

パフェメニューの種類を一度に広げすぎない

すでに多くのスイーツを扱っている場合、大幅にメニューを改善し、色々な種類のパフェメニューを展開するといった思い切った策は、ひとつの手です。しかし、お店のコンセプトがぶれてしまっては元も子もありません。そのため、あくまで今までの主力メニューを活かしつつ、シメパフェメニューを導入していくことをおすすめします。また、一度にパフェメニューの種類を増やしすぎないようにしましょう。

シメパフェ専門店が提供しているパフェの価格帯は、パフェ1点で1,400円~1,700円、飲み物を付けて2,000円前後と、比較的パフェにしては高単価です。また、パフェはアイス、フルーツ、スナック系の食材など、さまざまな材料を使用する必要があるため、意外にも原価が安いとは言えないでしょう。したがって、これまでお店で使っている材料をうまく転用できるメニューから、徐々に広げていく方が無難といえます。

今のお店の平均価格帯に合ったパフェ作りを

これまでのお店の特徴をそのまま活かしつつ、シメパフェメニューを導入していくのなら、シメパフェ人気店のメニューをそのままマネをしても、既存のお客様のオーダーに繋がりにくいことが予想されます。パフェというスイーツメニューの良いところは、「パフェとはこうでないといけない」という、既成概念があってないようなメニューという点です。したがって、自由な発想でシメパフェのメニューを考案することが、人気の近道となるのです。考案の際は、お店のコンセプトはもちろん、既存メニューの平均価格帯を考慮し、その価格帯に合ったパフェメニューにすることも忘れずに。そうすることで、既存のお客様も抵抗なく受け入れてくれる可能性が高まります。

まとめ

お酒の後のシメパフェ

いかがでしょうか?

シメパフェブームは、お酒を飲む層をターゲットにするという、新たな切り口の斬新さが受けているだけという、一過性のものである可能性も否めません。しかし、これまでスイーツをお店で提供されたことのない店舗様にとっては、新たな可能性を開く起爆剤となるかもしれません。ぜひともシメパフェメニューの導入を検討し、ご自身のお店に合ったパフェメニューを考案してみてください。

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