外食×ITのレストランテックの今後の可能性について

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飲食業界に携わる仕事をしている方であれば「レストランテック」という言葉を聞いたことがあるでしょう。ただ、聞いたことがあるだけで、実際にどのような形態なのかをしっかりとしている方は意外と少なかったりもします。

それは大変危険といえます。なぜなら、レストランテックは今後の飲食店の形態を大きく変えるだけでなく、お店にとって重要な売上にも大きく関わってくるからです。レストランテックを正しく理解して、きちんとお店に導入できるか。それによって、お店の将来が変わると言っても過言ではありません。

そこで、この記事ではレストランテックとは一体どういう意味なのか。そして、導入することでのお店のメリット、さらには活用例について紹介していきます。

レストランテックとは?

レストランテックとは「レストラン×テクノロジー」を掛け合わせた造語です。ご存じの通り、昨今の飲食業界は深刻な人手不足に悩まされています。そこで、本来人が担当すべき仕事をテクノロジーで補って効率的にお店を回そうというのがレストランテックとなっています。

テクノロジーの進化は素晴らしく、昔では考えられなかったような仕事をカバーできるまでになっています。その為、導入するだけでスタッフの負担が大きく減り、効率があがるので、レストラン経営者には非常に大きなメリットがあります。

レストランテックのメリット

では、レストランテックを導入することで、店舗側にはどういったメリットが生じてくるのでしょうか。まずは、その部分について説明していきます。

予約管理が簡単になる

今まで、予約はお客様が店舗に電話をして行うのが主流となっていました。これは有難いことですが店舗側が忙しい時だと、丁寧な対応ができず、それがお客様の評価を下げる原因にもなっていました。

予約は欲しい、でも忙しい時だと十分な電話応対ができないのは悩ましい問題と言えるでしょう。そこで、予約管理システムを導入して、WEBやアプリから予約ができるようになれば、そういった心配はいりません。

お客様にとってみても、今まではお店の営業時間内に電話をして予約しなければならなかったのが、夜中でも自分の都合の良いタイミングで予約できるのですから、これは大きなメリットと言えるでしょう。

面倒な仕事から手を放せる

飲食店において、発注業務や在庫管理といった店舗運営に関係する部分は大変な仕事となっています。しかし、レストランテックを導入すれば、これもテクノロジーに一任することが可能です。

これだけでも人の仕事が減るので楽になるのですが、メリットはまだあります。それは、システムに発注などを任せることによってミスが無くなることです。発注ミスは飲食店ではご法度。しかし、人の手で行っているとミスが出ることはありますが、システムであればミスの心配がないのはオーナーにとって非常に嬉しいでしょう。

また、それだけでなく、スタッフのシフト管理についてもレストランテックで行うことができます。シフト管理は時間がかかりますし、とても面倒ですが、これすらも手放せるのは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

設備もテクノロジーでカバーできる!

今まで、レストランテックは顧客、経営がメインでしたが最近は「調理」が注目されています。調理ロボットと呼ばれる設備を導入すれば、今まで人の手で行っていた調理をロボットに任せることができます。

もちろん、全てをロボットに任せることはできませんが、例えば、お皿への盛り付けだったり、最後にドレッシングをかけるといった簡単な仕事を任せることができます。これによって、本来スタッフが5人必要な時でも4人で補えるなど、飲食業界の悩みの種である「人材確保」の部分を解決できます。

レストランテックの一例

では、具体的にレストランテックは、どういうことを行っていけば良いのでしょうか。いくつかを紹介しますので、自店舗で導入出来そうなものがあれば検討してみて下さい。

予約管理システム

オンラインで飲食店の検索や予約ができるシステムは人気が高いです。予約管理は店舗側だけではなく、お客様にもメリットがあるので、これを導入するかしないかで予約数に大きな差が生じてくると言えるでしょう。

最近の予約管理システムは機能が充実しており、予約の配席や顧客管理機能もついているので、これを一つ導入するだけで、顧客満足度を高めると同時に、既存客へのマーケティングの幅も広がっていきます。

ウェイト管理

こちらは、店舗に設置するタイプの端末を利用します。このタッチパネルでは、混雑状況が確認できたり、順番待ちを表示してくれます。さらに、最近はLINEとの連携機能がついており、自分の番がきたらLINEでお知らせしてくれるものもあります。

待ち時間はお客様にとって、どう過ごしたら良いか分からない難しい時間ですが、ウェイト管理を整理すれば、お客様も待ちやすくなりますし、なによりキャンセル防止にも繋がります。

電子決済

日本は世界的にみると、まだまだ電子マネーの普及が進んでおりませんが、それでも最近はPayPayなど話題になる電子マネー決済が増えてきて、以前より電子マネー決済を利用する方が増えています。

ただ、店側で対応できていなければ、利用したくてもできません。裏を返せば、設備さえあれば、今までより広い範囲でお客様を獲得できるというわけです。電子決済は、店側にとっても、会計の時間を短縮できる為に、便利と言えるでしょう。

デジタルメニュー

既に多くの店舗が導入しているデジタルメニューはレストランテックとして一番知られているかもしれません。机に配置されている端末を使ってお客様が自由にオーダーできる仕組みとなっているので、店員がわざわざ注文を取りにいく必要がありません。その為、従業員の負担も少なく出来ますし、お客様も注文をしたい時にすぐに注文ができるため、非常に効率的です。

デリバリーサービス

出前は店舗の売上をアップするための大きなツールとなっていますが、出前の人員を確保できないが故に、やりたくても出来ない店舗は多いでしょう。そこで、利用したいのがデリバリーサービスです。このサービスと提携すれば、配達サービスのない飲食店でも、外注の配達員を利用できるので、自店舗で出前のサービスを行うことが可能です。

レストランテックの今後の可能性

現在の飲食業界では、予約から決済まで、全てがスマートフォンなどの端末を使って行える時代となっています。そして、その仕組みは既に当たり前のものとして成り立っています。

店舗側もテクノロジーを使うことによって、今まで抱えてきた問題を解決できるだけでなく、業務の効率化を図ることができるので、レストランテックへのニーズは益々高まってくると言えるでしょう。

最近では、レストランテックの設備開発などに大量の資金を投入する企業も増えてきており、業界でも盛り上がりを見せています。この盛り上がりはそのまま実店舗での盛り上がりに繋がっていくので、これからはレストランテックありきの店舗運営が常識となると予測されます。

まとめ

以上が、外食や飲食店におけるレストランテックの詳細やサービス、そして、これからの変化となります。テクノロジーという言葉だけで、何か難しく考えて導入していなかった店舗もあると思いますが、実際は設備を導入して職場環境を効率的にしていく動きとなっています。

店舗だけでなく、お客様にとっても大きなメリットのあるレストランテックを導入することで、経営者、スタッフの労力は削減されて売上アップが期待できるので、ぜひ導入を検討してみて下さい。

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