ラーメン店で明日から使える接客術

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ラーメン店の看板

ラーメン店は飲食業ですが、日本人が飲食店に対して「サービス」を求める昨今においては飲食業というよりもサービス業としてどうあるかがお店の客足が変わってくると言っても過言ではないでしょう。

しかしながら、ラーメン店のオーナーは味の修行はしてきていても接客に関しては独学で行っていることが多く、これによって意外とリピート客を逃している可能性があります。

そこで今回は、ラーメン店をもっと繁盛させるための接客術についてお話いていきます。

まずは挨拶から始めよう!挨拶の5つのポイント

店員の挨拶

接客で大事なことは、とにかく挨拶です。あなたがラーメン店に入った時に店員が何も言わなかったらどういう気持ちになるでしょうか。嬉しいと感じることはなく、むしろ、嫌な気持ちになるのではないでしょうか。また、仮に挨拶があったとしても、その挨拶が暗かったり、元気がなかったりしても、店舗に対して良い印象を持つことはないでしょう。

この挨拶がとても素敵だったらどうでしょうか。まだ味が美味しいかどうかが分からない段階であっても、お店に対して好印象を抱くのは間違いありません。つまり、挨拶は接客の基本でありお客様の心を掴む大切な部分なのです。

では、どのような挨拶の仕方が良いのでしょうか。5つのポイントをご紹介します。

1. 大きな声でハッキリと!

ラーメン店での挨拶はとにかく元気が一番です。大きな声で「いらっしゃいませ」と伝えることがポイントです。

ただ、ここで注意したいことが一つあります。それは、単純に声を荒げた挨拶では意味がないということです。大きな声であっても、乱暴な口調で…「いらっしゃい!」といきなり言われるとビックリしますよね。大きな声で挨拶をするのは大切ですが、ハッキリとした口調で尚且つ声を荒げるのではなく、優しい口調で挨拶を行いましょう。大きな声で優しい口調というのはそう簡単に出来るものではありませんが、少し練習すれば誰でも出来るので、頑張ってみて下さい。

2. 商品提供時に美味しく食べるワンポイントを伝えよう!

ラーメン店での挨拶は、お客様がお店に足を踏み入れた時だけではありません。意外と忘れがちなのが商品提供時の挨拶です。「お待たせしました」というのは当たり前ですが、これだけでは、不十分です。是非とも実践して頂きたいのが「美味しく食べるワンポイント」をお客様に説明することです。

例えば…

「途中でこちらのタレを入れると味がまろやかになり、二度楽しむことが出来ます」

「ラー油をお好みでプラスするとハッキリした味に変わります」

などなど。

ラーメンを作っている店舗だけが知っているちょっとしたコツを伝えてあげるだけでお客様は「どのように食べたら一番おいしいか」が分かるので、何だか得した気分になり、お店に良い印象を持ってくれることでしょう。

3. お会計時の挨拶でハートを掴もう!

お客様との距離を縮めてリピートに繋げるチャンスは、会計時にあります。お金のやり取りをする時にどういった挨拶が必要なのでしょうか。

「980円になります!」

と、値段を言うのが挨拶でしょうか…?まさか、そんなハズはないですよね。

ここでは、お客様に…

「替え玉してもらって有難うございます」

「うちはスープにこだわっているんですけど、どうでしたか?」

とちょっとした一言を伝えるようにして下さい。

これは、パターン化された挨拶ではなく、そのお客様への個人的な挨拶となっているので「自分をしっかりと見てくれている」とお客様は感じてくれて、しっかりとコミュニケーションを取ることが出来ます。こうした何気ない会話のやりとりが印象に残り、他店舗よりも来店の優先度が上がってくるので、会計時の時間を有効的に使って欲しいと思います。

4. 退店の際は心を込めて!

お客様への挨拶はどのタイミングでも大切なのですが、特に重要なのがラーメンを食べたお客様が帰る時です。お店が忙しいと、退店時を見逃して挨拶が出来ない時もあるかもしれませんが、これは絶対にNGです。この挨拶がないと「お金をもらったらそれで良いのか」と最悪の印象を持たれてしまうこともあります。お客様が店を出る時には必ず「有難うございました」と心を込めて精一杯の挨拶をしましょう。

5. 状況に合わせたプラスワントークが挨拶のポイント!

ラーメン店での挨拶のポイントは、いかにしてプラスワントークが出来るかです。

挨拶というのは「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」「またお願いします」と定型文で考えているオーナーも多いのですが、これは間違いです。挨拶は、人と人とのコミュニケーションであり、その工夫がなければ、心と心が通わない単なる業務となってしまいます。

例えば雨の日であれば、帰り際に「足元、滑りやすくなっているので気を付けて下さい」といったその日だけの挨拶だったり、常連客に対しては退店時に「いつもありがとうございます。」といった一言を伝えることが重要となります。

こうした、プラスワントークはお客様の心に残りやすいので、顧客満足度をアップさせることが可能となっています。逆に、この部分が出来ていないと「他の店と変わらないラーメン店」という認識でリピートに繋がることもなければ、口コミで新規が増えることは期待できないといっても過言ではありません。

笑顔と声だしが大事!「心」「目」「口」で伝えよう!

店員の笑顔

ラーメン店での接客に関しては、とにかく笑顔と声だしが大事です。

具体的に言うと、声だしはとにかくハッキリとした口調を心がけます。大きな声で挨拶するのも大事ですが、これは「いらっしゃいませ」では良くても、商品を持っていく際に「お待たせしました!」と大声で言ってしまうとお客様はビックリしてしまいます。こういった部分での使い分けは大事になり、ハッキリとした口調で分かりやすく話しかけていきましょう。

また、とにかく常時笑顔で語りかけることです。TVなどでは「人気ラーメン店の頑固おやじ」といった特集なども組まれることがあり、そういったスタイルがウケると勘違いしているオーナーも稀にいるのですが、これは良くありません。

TVなどで特集されている店舗は、昔からそういったスタイルで行ってきており、お客様もそれを承知で来店しているのです。そういった認識を持たれていないにも関わらず無愛想な接客をすると、単に悪い印象を持たれるだけで終わってしまいます。

人間という生き物は笑顔で接客をされて悪い気はしないものです。お客様の前では常に笑顔でいることを心がけて下さい。

「お客様」を把握して接客につなげよう

飲食店にとってマニュアルは業務を円滑に回すために必要なものです。しかし、商売の相手は個人差のある人間ですので、マニュアル頼りになると他店舗と差を付けることは出来ません。

マニュアル通りに全てを行うのではなく、挨拶に関してはお客様によって変えていくことをお勧めします。お客様を把握して最適な接客は繁盛するラーメン店の基本でもあります。

例えば子ども連れのお客様が来た場合ですと「こちらよろしければ」と絵本を持っていくのも良いでしょう。商品を持っていくときには、子どものようの取り皿を出すのも忘れてはいけません。また、ファミリー層が多いのであれば、子どもへの取り皿に関してはキャラクター物を用意しておくのも良いでしょう。

営業マンが来店するようなお店では「栄養つけて下さいね」といった一言だったり、夏場ですと「水分不足にならないように気を付けて下さいね、お水置いておきます」と単に水を置くのではなく、ちょっとした一言を付けてあげると良いです。

このように、店舗に来るお客様を把握して、その方が喜んでくれる対応を積み重ねていけば、大勢のお客様にとって店舗が『癒しの場』となっていくことでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?

接客には色々なテクニックがあります。確かに、お客様が喜ぶテクニックを使えば、ある程度は満足してもらえることでしょう。でも、先ほども少し触れたように、接客は心と心のコミュニケーションが基本となっているのです。

テクニックに頼った接客を行っても、そこに心がこもっていなければ、相手に伝わることはありません。逆にテクニックが不十分であったとしても、お客様が店舗側の気遣いを感じてくれるような接客であれば、十分に満足してくれるのです。

お客様一人、一食の売上は小さいものかもしれませんが、その積み重ねがお店を支えていることを考えれば、お客様への感謝の気持ちは湧き上がってくることでしょう。全ての行動に気持ちを込めて行うようにして欲しいと思います。

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