POSレジは場所を取らない時代!省スペースでも置けるPOSレジ

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タブレットを使う人

皆様の飲食店では、POSレジを導入していますか。まだ導入していないがこれから導入予定、あるいはすでに導入しているが入れ替え予定という場合は、POSレジの大きさに注意をしましょう。

なぜPOSレジの大きさに注意しなければならないのか。それは、最近のPOSレジはどんどん小型化の傾向にあるからです。詳しくは本文で触れますが、レジカウンターに置くPOSレジは、使い勝手を維持したうえで、最小限の大きさであることが好ましいのです。

そこで今回は、POSレジが最近どの程度小型化しているのかを中心に、ご紹介いたします。

POSレジとは何か?

伝票からのレジへの入力

POSレジとはPOSシステムとレジスターが繋がったシステム

POSレジについて詳しくご存知ない方もいるでしょうから、まずはPOSレジについてご紹介いたします。

POSレジとは、POSシステムとレジスターが合体した言葉です。POSとは、「Points Of Sales」の頭文字をとった略語のことで、直訳すれば「商品が売れた時点」となります。飲食店に置き換えると、何月何日何時何分にどの料理がオーダーされ、その会計がいつされたかを記録し、管理するシステムということになります。

POSを構成する基本的なシステムは、注文をとるためのハンディターミナル、その注文が印字されるキッチンプリンター、そして会計をするレジスターで成り立ち、それぞれをネットワーク回線でつないでいます。POSシステムを構成するうちの一つであるレジスターのことを、POSレジと言います。

POS導入のメリット

POSシステムは元々、スーパーマーケットなどの小売店用に開発されました。そのようなPOSが飲食店にも導入されたのには、以下のようなメリットがあるからです。

  • オーダーを手書き伝票よりも圧倒的に早く、正確にキッチンに通すことができる便利さ
  • 注文した料理の金額を1つ1つレジに打ち込まなくても、テーブル番号だけですぐに会計金額がわかる便利さ
  • 注文された料理の詳細なデータが取れるので、メニュー開発や販売促進のための戦略を練ることができる

このようなメリットがあるため、今や大手チェーンの飲食店のほとんどでPOSレジが導入されています。大手だけに関わらず、個人店でもPOSレジを導入しているお店が増えています。

POSレジとは?システムの機能と、飲食店が導入すべき5つのメリット

POSレジはどんどん小さくなる?そのメリットは?

クレジットカードで決済するスタッフ

POSレジの概要について分かったところで、POSレジがどんどん小型化している背景とそのメリットについてご紹介いたします。

かつての標準的なPOSレジのサイズは?

レジスターの大きさについて、皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか。現在販売されているPOSレジの多くは、非常に大きいサイズのPOSレジがほとんどです。たとえば、寺岡精工のWeb2800aは、幅47.2cm×奥行50.0cm×高さ59.0cmで、重さは約20.5kgです。標準的なノートパソコンの幅がだいたい約35cmとされていますから、POSレジはその1.5倍ということになります。

なぜ小さくなっていくのか?

近年、どんどん小型化されたPOSレジが発売されています。小型化されたPOSレジが増えている背景には、以下3つの理由があるからだとされています。

1つめはPOSレジのCPU、つまりコンピューターとしての演算能力が飛躍的に向上したことが挙げられます。車で言えば、エンジンが小型化したのにも関わらず、パワーがアップしたということと同じ意味になります。つまり、POSレジの心臓部が機能を向上させながら小型化したために、POSレジ自体も小さくなったわけです。

2つめは、店舗の縮小化に対応したという点です。近年の飲食店向け店舗家賃は、特に都心を中心に高騰しています。そのため、店舗では余分な場所に面積を割きたくないという傾向が強くなっています。そうした流れを受けて、店舗で使用する全ての機材が小型化しつつあります。POSレジも同様に、どんどん小型化しているのです。

3つめは、POSレジの低価格化を求める声が強いということです。従来のPOSレジの場合、初期費用に数十万円から100万円以上かかることもあります。このように、POSレジは非常に高額な費用が必要となるため、POSレジに掛かる費用を出来る限り減額したいと考えることは、当然のニーズとなります。したがって、POSレジメーカーとしては、小型化して無駄なコストを省くことで、利用者のニーズに対応しているのです。

POSレジの小型化の背景には、時代の進展と社会からの要請が色濃く反映されていることがお分かりいただけたかと思います。しかし、POSレジの小型化は、思いもよらないメリットを飲食店に生み出しました。

それは、POSレジの小型化によってレジ周辺にスペースができたことで、店舗で行うキャンペーンのチラシを置くなど、レジカウンターでの販促がやりやすくなったということです。

また、レジ周辺がすっきりしたことで、店舗に清潔感をも与えられるようになりました。飲食店の多くは、店舗の入口付近にレジカウンターを置くことが多いとされます。そのようなレジカウンターが物であふれかえっていては、お客様の心理として、これからおいしい料理を提供してくれるとは思えません。POSレジの小型化は、お客様に対してネガティブな第1印象を与えないメリットもあります。

最近よく目にする!タブレットのPOSレジ

美しいタブレット端末

ここ数年、多くの飲食店で目にする機会が増えたのが、iPadなどのタブレット端末を用いたPOSレジです。これは、タブレット端末にPOSレジの機能を搭載させて使うというものです。

タブレットPOSレジの特徴は?

タブレット端末とは、パネル上を指や専用のペンを用いて操作できる、板状の情報端末のことです。スマートフォンよりも画面が大きく、ノートパソコンよりも軽いとされるため、スマートフォンとノートパソコンの中間にある端末と考えることができます。タブレット端末の代表として、アップル社から発売されているiPadを思い浮かべていただければ、イメージが湧くでしょう。

タブレットPOSレジとは、タブレット端末を使ったPOSレジのことです。POSレジ専用のタブレット端末などはなく、家電量販店などで一般に販売されているタブレット端末に、POSのアプリをインストールするだけでPOSレジとなります。タブレットPOSレジに別売のレシートプリンターやキャッシュドロワなどを別途購入すれば、従来のPOSレジと全く同じ機能が使えます。

タブレットのPOSレジのメリット

タブレットPOSレジを導入することで、飲食店は多くのメリットを享受できるでしょう。

その中でも、タブレットPOSレジを導入する最大のメリットは、価格にあります。従来のPOSレジは、ハードウェアだけで1台50万円以上することもあります。ソフトウェアの購入と合わせると、100万円以上になることも珍しくありません。しかし、市販されているiPadなどのタブレット端末は3万円から10万円程で購入することができます。新品ではなく中古のタブレット端末であれば、さらに安くできる可能性もあります。

タブレット端末にインストールするPOSレジのアプリも、月額5千円から1万円程度で利用できるものまであります。よって、従来のPOSレジを導入するよりも、ランニングコストを低く抑えられるのです。これにより、価格面でPOSレジの導入を諦めていた店舗にとって、格段にPOSレジの導入がしやすくなっています。

また、コンパクトで省スペースのため、レジの設置場所の心配がなく小規模店舗にも導入することができます。タブレットはスタイリッシュなビジュアルなものが多いためお店の雰囲気を崩さず、ファッション性の高い業界や内装にこだわりのある店舗にもマッチします。

デメリットは?

タブレットPOSレジにはデメリットもあります。

それは、タブレット端末自体が、落下などの衝撃で壊れる可能性が皆無ではないということです。従来のPOSレジは、レジカウンターに備え付けて動かすことがないため、落下することはほとんどありません。しかし、タブレットPOSレジはコンパクトで持ち運びに便利のため、店舗内外どこでも自由にPOS機能を使うことができます。そのため、タブレット端末を誤って落とすことが考えられます。万が一落として壊れた場合を想定して、タブレット端末の予備機を用意しておきましょう。予備機を用意しておけば、会計できない事態が発生してしまう危険性を回避することができます。

タブレットPOSレジの導入を検討するのであれば、これらのメリットとデメリットを勘案する必要があります。

iPadがレジになる!?

まとめ

タブレットとペンとコーヒー

いかがでしょうか?

従来型の高価で大型のPOSレジにしても、小型で安価に利用できるタブレット型のPOSレジにしても、どちらも同じPOSシステムを利用することができます。どちらも同じ機能を利用できるのであれば、タブレットPOSレジのような小型のPOSレジを導入した方が、店舗にとっても大きなメリットを享受できるでしょう。

これからPOSレジの導入や入れ替えをお考えならば、時代の趨勢で先端でもある、非常に魅力的なタブレットPOSレジの導入を検討しましょう。タブレットPOSレジの導入が、店舗にさまざまなメリットを与えることでしょう。