おしぼりってどれを選べばいい?おしぼりを決めるポイントを紹介!

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冷たいお茶と冷たいおしぼり

飲食店で食事をする前に提供されるおしぼり。このおしぼりサービスは、食事前に手や顔を拭うのに大変ありがたいものです。皆さんの店舗では、どのようなおしぼりを利用されていますか。

今回は、おしぼりの種類や手配方法、おしぼりでできるおもてなしの方法などについてご紹介します。

おしぼりとは?

巻かれた白いおしぼり

おしぼりとは飲食店などで使用されている、お客様が手や顔を拭くために使用する道具のことです。おしぼりの別名は、おてふきとも呼ばれています。飲食業界では温かいおしぼりを「アツしぼ」、冷たいおしぼりを「つめしぼ」と呼び、季節や気温にあわせておしぼりを温めたり冷たくするといった配慮をおこなっている店舗も多く見られます。

おしぼりの歴史は大変古く、日本最古の歴史書である「古事記」にも登場しています。その後、時代とともに形を変えながら利用され、最終的には江戸時代になって使われだした手ぬぐいのかたちで広く普及したとされています。

江戸時代になると木綿の手ぬぐいが普及し、旅籠(はたご)と呼ばれた宿屋の玄関に、旅人のために水を張った桶と手ぬぐいが用意されるようなり、客は手ぬぐいを桶の水に浸してしぼり、汚れた手や足をぬぐった。この“しぼる”という行為が、おしぼりの語源になっていると言われている。

このように、江戸時代のおしぼりの使い方と現在の飲食店での使い方とはほぼ同様です。江戸時代のころ頃から、お客様をもてなすためにおしぼりを使っていたというのは驚きの事実と言えるでしょう。

おしぼりには種類がある!?

色とりどりのおしぼり

おしぼりを大きくわけると、「紙おしぼり」と「布おしぼり」の2種類に分けることが出来ます。多くの店舗では、2種類のおしぼりを店舗のコンセプトやオペレーションルールによって選んでいるお店が多いとされます。

紙おしぼりとは

紙おしぼりには、折り畳まれているおしぼりやロール状になっているおしぼりなどがあります。白や茶色といった色を選ぶことが可能です。紙おしぼりを選ぶメリットは、「使い捨て」のため衛生面を心配する必要がなく、コストも安く抑えることができます。また、在庫を多く抱えておくことができたり、置く場所もとらないため広い店舗や来店数が多い店舗にとってありがたいものとなるでしょう。しかし、あとでご紹介する布おしぼりと比較すると、おもてなし方法の幅は狭まります。

布おしぼりとは

布おしぼりは高級感があるとお客様に持たれる場合が多いとされます。そのため、布おしぼりに対して良いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。それだけではなく、さまざまなこだわり方やおもてなしをすることも、布おしぼりには可能です。しかし、一般的には貸おしぼりの業者を通しておしぼりを手配することが多いため、紙おしぼりと比べてコストは高めとなり、発注・回収の手間もかかります。 手間も費用もかかりますが、全国おしぼり協同組合連合会という組合が衛生管理や品質管理を行い、安心で環境に優しく使えるおしぼりの提供を促しているため、使用する価値は大いにあります。

紙おしぼり、布おしぼり両方のメリット・デメリットを知り、自分の店舗に最適なおしぼりを選びましょう。

おしぼりでおもてなしをしよう!

綺麗なおしぼりと造花

古来よりおもてなしのために利用されてきたおしぼりですが、現代でもおもてなしの心をおしぼりに託している方がいます。そういった気持ちを持った方は、接客や料理だけではなく、おしぼりにもこだわってお客様に提供する飲食店が多く見られます。つまり、おしぼりの提供は飲食店における重要なサービスの一つとなっているのです。来店時だけでなく、手が汚れるようなメニューを出す場合や、食事後のあがり(お茶)と一緒に提供する店舗もあります。このようなおもてなしを受けると、お客様は「よい接客をしてくれる素晴らしいお店」という印象を受けることが多いでしょう。よい印象を持った店舗には、また来店したくなるのがお客様の気持ちというものです。

では、おしぼりのこだわり・おもてなし例を簡単にご紹介します。

  • おしぼりを温める、冷やす
    前節でご紹介したおしぼりを温める、冷やすという行為をなぜ行っているのでしょうか。温かいおしぼりを提供するのは寒い季節です。寒い中来店してくれたお客様へ、手を拭くためだけではなく温めてもらう意味も込めて用意しているのです。 反対に、冷たいおしぼりは夏などの暑い季節に用意します。キンキンに冷やしたおしぼりで、汗をぬぐって涼んでもらいたいという意味が込められています。要するに、お客様に対する思いやりからおしぼりを温めたり冷やしたりするのです。
  • おしぼりに香りをつける
    おしぼりにふわっと香る程度の匂いをつけている店舗もあります。匂いをつけることで、お客様が手や顔を拭いた際にほっとさせる癒やし効果が期待できます。ただし、香りがキツイものや香りのつけすぎには注意が必要です。重要なことは、丹精込めて作った料理の邪魔にならない程度の香りにしておくことがポイントです。

おしぼりはどこで手配できるの?

積み上げられたおしぼり

お客様への細やかなおもてなしを実現するおしぼりは、どのように仕入れればよいのでしょうか。

紙おしぼりは、飲食店用の備品・消耗品販売サイトなどで販売されており、どの販売サイトも種類やサイズが豊富に揃っています。また、それらの販売サイトで紙おしぼりを購入すれば、紙おしぼりが入ったビニールに店舗名をいれるサービスを受けることが出来ます。

紙おしぼりが手配できるサイトを、下記にいくつかご紹介しておきます。

布おしぼりを仕入れるには、おしぼりをレンタルできる「貸おしぼりサービス」を利用するのが一般的です。どの業者を利用するかは、金額面はもちろんのこと、しっかりと洗浄、殺菌などを行っているかを確認しておくようにしましょう。安くても汚いおしぼりが納品されては意味がありません。お客様のことを思い、清潔で綺麗なおしぼりを納品してくれる業者を選びましょう。

東京近郊でレンタルできる、おしぼりサービス業者をいくつかあげておきます。

まとめ

団子とおしぼり

いかがでしたでしょうか。

おしぼり一つとっても色々な種類、手配の方法があります。しかし、おしぼりにこだわりを持つことで、店舗としてのサービス力をあげることができるのです。たかがおしぼり、されどおしぼりなのです。何でもないおしぼりひとつが、お店の印象を左右する可能性があります。

おしぼりで他店舗との差別化を図るためにも、店舗にあわせたおしぼりを選び、自分の店舗ならではのおもてなしをしていきましょう。