お冷は日本酒を楽しむための必須アイテム!お冷を勧める理由とは?

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やかんでそそぐ水

日本を代表するお酒「日本酒」。熱燗や冷酒など、季節を問わず楽しむことができるので幅広い年代のお客様から人気があります。

そんな日本酒の飲み方の一つに、お冷と一緒に飲むという方法があります。お酒をある程度嗜まれるお客様の中には、「日本酒とお冷を一緒に飲むなんて有り得ない」と思う方もいる程です。お酒を提供するお店なら、ぜひとも取り入れたいサービスの1つですね。

そこで今回は、日本酒とお冷を一緒に飲むことのメリットや方法についてご紹介していきます。

なぜ日本酒は「お冷」と一緒に飲むといいの?

水を注ぐ男性

お冷と一緒に飲む方法は日本酒を健康的に楽しむ方法の一つです。なぜ日本酒とお冷を一緒に飲むのでしょうか。その理由は、日本酒を飲む合間に適度に水を挟むことで酔いの回りを緩やかにし、身体に負担を掛けることなく、お客様がゆったりとお酒を楽しむことができます。 回転率重視のファストフード店と異なり、アルコールを置くお店ではお客様がゆったりとお酒を楽しめるような工夫も大切です。少しでも長く滞在していただければ、お酒のおつまみの注文を増やすことも期待できます。

また、お冷と一緒にお酒を飲むと、二日酔いの防止にも役立ちます。血中のアルコール濃度を低くすることで体調不良を予防し、翌日にお酒が残るリスクを減らす昔ながらの工夫です。実際そのような工夫をしつつお酒をたしなまれるお客様は少なくないので、お客様に気持ちよくお帰りいただくためにも、知識として覚えておきましょう。

このようにお酒の合間に飲む水を「和らぎ水」や「チェイサー」と呼びます。日本酒の場合は前者の名前で呼ばれることが多いので、お酒好きのお客様からそのように注文を受けた際にも対応できるようにしておきましょう。

ウイスキーや焼酎のようなアルコール度数の高いお酒の場合は「水割り」という飲み方が主流ですが、日本酒を水で割ると薄すぎるように感じてしまう方もいることでしょう。日本酒とお冷を一緒に飲む方法は、日本酒の水割りでは薄すぎるという方にも好まれます。

お冷用の水の選び方は?

注がれるミネラルウォーター

お冷には、できれば市販の天然水を使用したいところです。水道水だと不純物が入っていてお酒の味に影響を与えてしまうことも考えられます。お酒好きであれば、日本酒を飲む時のためにペットボトルの天然水を用意しておきましょう。

もちろん、天然水が無い場合は水道水を使用しても問題はありません。日本の水は軟水なので、お酒の味を濁す可能性は比較的低いと言えます。ただし、通常の水道水には不純物も入っているので、できれば浄水器を通すようにしましょう。

また、可能であれば日本酒の製造時に使用する「仕込み水」の方が良いでしょう。製造に使われたということもあり、日本酒との相性は抜群です。

「お冷」でおもてなしをしよう

水を運ぶ女性店員

日本酒と一緒に提供するお冷で、様々なおもてなしをすることができます。

お冷は頼まれずとも出す!

まずは、お冷はお客様から頼まれずとも、席に持っていくようにしましょう。 居酒屋をはじめとしたお酒を置くお店では、レストランやカフェなどと異なりお客様から頼まれないとお冷を持っていかないところもありますよね。しかし、前述の通りお酒にお冷をプラスするメリットはたくさんあります。

また、自らお冷を注文することに気恥ずかしさがあるお客様も中にはいらっしゃいます。お店側からお冷を提供することで、おかわりもしやすくなるでしょう。お冷を飲むことに抵抗があるお客様にも、「日本酒とお冷を一緒に飲むメリット」を説明することでよりいっそう日本酒を楽しんでもらうことができるはずです。コミュニケーションのきっかけにも最適となりますので、ぜひお冷を活用しましょう。

お冷がなくなったらそそぐサービスを!

お客様のお冷がなくなってきたらおつぎするのも、ホールスタッフの重要な役目の1つとなります。お客様のテーブルに目を配り、適宜お水をつぐことで食事やお酒を快適にお楽しみいただけます。 お冷でアルコールを分解できれば、いつもより注文数を増やすことにも繋がります。混雑していると見落としがちですが、会話がはずんで注文がストップしていたテーブルへ追加注文を促すよい口実にもなるのです。混雑時でついてまわるのが難しい場合は、お水のボトルやピッチャーを置いておくのも一つの手です。

ホールでのサービスはどうしても順番になりがちですが、お水を飲むペースはお客様によって大きくことなりますので、ベストなタイミングでおつぎできるよう目を配りましょう。すべてのお客様の様子に目を配るのはなかなか大変です。お店の状況を考え、各々ご自分のペースでお飲みいただけるような配慮をするとなお良いでしょう。


「ただの水」と思われがちなお冷ですが、日本酒を楽しんでいただくためには欠かせないものです。また、ベストなタイミングでお冷をおつぎすればお客様も気持ちよく過ごせますし、そういった心遣いが良質なサービスを生みリピーターの獲得にも繋がります。お冷ひとつにもおもてなしの心を大切に、心配りを忘れないことです。

まとめ

お盆の上の水

いかがでしょうか?

日本酒とお冷を一緒に飲むことでアルコールの回りが緩やかになり、二日酔いや脱水症状の予防など、お客様がより健康的にお酒を楽しむことができるようになります。また、口内をリセットすることもできるので、純粋に日本酒の味をお楽しみいただくことができます。

このように、日本酒を出すお店では「お冷」は欠かせないサービスの1つです。お冷ひとつとってもお客様により良いサービスを提供できるよう、日頃から心配りを欠かさないようにしましょう。