メニューデザインでカフェメニューをより魅力的にするポイントとは

飲食店

ナイフとフォークとメニュー

飲食店を経営するにあたっては、レストランやバーといった業務形態ごとのニーズに合ったお店づくりをすることが大切です。中でもカフェは、とりわけ「おしゃれ」であることがお客様から求められる傾向にあります。

カフェの場合お店の内装はもちろんのこと、使用する食器類や盛り付けをおしゃれにすることで、集客率をアップすることができる可能性があります。また、意外と見落としがちなのが、お店で使用するメニューデザインです。

そこで今回は、カフェのメニューをおしゃれにデザインし、客足を伸ばす方法について考えていきたいと思います。

メニューデザインにこだわる理由

おしゃれなメニューデザイン

料理名を羅列しただけのシンプルなデザインも見やすくて良いのですが、お店のコンセプトに合ったデザインをメニューに施すことで、お客様により素敵な時間をプレゼントすることができます。

なぜなら、メニューはお客様が来店後席に着いた時、最初にじっくりと目にするアイテムだからです。せっかくお店の内装にこだわっても、メニューのデザインがお店の雰囲気から浮いてしまえば、空間づくりの観点からはマイナスになってしまいます。

また、細部までこだわったお店づくりは、お客様により強い印象をもたらします。メニューデザインにまで気を配っているお店はそう多くはないので、他店との差をつける絶好のアイテムです。見やすく印象的なメニューは、そのお店を語る上でも重要なイメージとなりますので、口コミ効果も期待できます。最近では、SNSや口コミサイトにお店のメニューを写真として残すお客様も多くなっています。SNSなどに投稿されているメニューの写真を見た別のお客様が、そのメニュー写真を参考にお店選びをする傾向もあるため、気の抜けない部分です。

さらに、お客様が料理を選ぶ場合の行動心理として、料理そのものの味だけではなく、料理名や写真といった「パッケージ」が重要になります。要するに、実際に美味しいのはもちろんですが、「美味しそうに見える」ことも同じように大切なのです。

簡潔なメニューは確かに分かりやすいですが、メニューの写真配置や装飾にこだわってみると、不思議と並んでいる料理が美味しそうに見えてくるものです。ぜひ、お客様にとって料理を選ぶのが楽しくなるようなメニューづくりを目標にしてみましょう。

メニューデザインはターゲットを意識して考えよう

幸福な時間を過ごす女性たち

メニューデザインを考える場合、まずは客層を分析してみることが重要です。

求められるビジュアルやコンセプトはターゲットによって異なり、客層に合わせたデザインを採用することが肝心になります。まだカフェのオープン前であれば、お店の立地条件を考慮に入れてみましょう。近くに大学をはじめとした学校があれば自然と学生の来客が増えますし、オフィス街に位置している場合は、OLやサラリーマンの利用が多くなるはずです。

まずは女性客の比率を考えてみましょう。カフェというと無条件で女性客が多くなるイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。カフェはサラリーマンの打ち合わせに使われることもありますし、パソコン作業をする人やレポートを書きにくる大学生の中には、男性客も多いことでしょう。

男性客には比較的シンプルで、スタイリッシュなデザインが受けます。また、あまり華美でない方が打ち合わせ等にも使いやすいと判断されるかもしれません。

実際の女性比率を考慮し、結果として女性がメインということであれば、女性に刺さるデザインを考えていきます。しかし、その場合もどのような女性客が多いのかを判断するため、おおよその年齢層を割り出して見ましょう。

一口に女性向けのデザインといっても、ただ可愛らしくすれば良いというわけではありません。たとえば、10代~20代前半の若い女性にはファンシーなデザインが刺さりますが、30代~40代の女性がメインであれば、もう少し落ち着いたデザインが好まれます。お店の雰囲気にもよりますが、ナチュラルなものやクラシカルなデザインが良いでしょう。

メニューデザインを考えるポイント

シーフードレストランのメニューデザイン

お店のコンセプトに合わせる

メニューデザインは、そのお店のコンセプトに合っていることが重要です。

たとえば、スーパーのチラシのような派手な色遣いは、居酒屋や大衆食堂には合うかもしれませんが、落ち着いたカフェには不釣り合いです。また、店内がファンシーなのにも関わらず、メニューがシンプル過ぎるデザインではお店のコンセプトを崩してしまいます。メニューに限らず、インテリアや食器、店員の服装など、お客様の目にうつる物にはすべて統一感を持たせましょう。

装飾などのデザイン

メニュー全体の雰囲気をおおよそ固めたら、細かいデザインについて考えていきましょう。

最も簡単な手法としては、料理名が羅列されたページをフレームで囲ったり、文字に簡単な装飾を施す方法があります。イメージに合うフレームを使用すればそれだけでメニューがぐっと華やかになりますし、文字の装飾は目につきやすいので、印象的なメニューをつくることができます。逆に、あまり装飾がごちゃごちゃとしていると目がすべってしまい、目当ての料理を選びにくくなってしまうこともあるでしょう。お店らしさを演出しつつ、見やすく探しやすいメニューデザインにするのがポイントです。

料理の写真を載せる

フードメニューはできるだけ、料理の写真を載せるようにしましょう。

写真を多用することでお客様が料理についてイメージしやすくなり、食欲を刺激することができます。たとえば、少しお茶を飲むためにカフェに入ったというお客様も、ケーキの美味しそうな写真を見れば、追加で注文する可能性がアップするわけです。とはいえ、あまり写真を載せ過ぎてもごちゃごちゃとしてしまいます。ページ数を少なく抑えたい場合や品数が多い場合は、これぞというオススメメニューをピックアップして掲載すると良いでしょう。

まとめ

スタイリッシュなメニューデザイン

いかがでしょうか?

店内インテリアと異なり、メニューのデザインはついおざなりになりがちです。しかし、だからこそ他店との差をつけるキーポイントにもなります。お店のコンセプトに合った、ぱっと目を引くデザインでお客様の心をがっちり掴みましょう。

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