低糖質の食材でメニューを開発してダイエット客を呼び込もう!

飲食店

低糖質でダイエット

近年、世間では低糖質ダイエットが注目をあびていることもあり、低糖質なメニューが人気となってきています。つまり、低糖質な料理を食べることができる飲食店は、ダイエットをしているお客様から選ばれる店舗になる可能性があるということです。

そこで今回は、低糖質メニューでダイエット客を呼び込む方法やメニュー例をご紹介いたします。

低糖質とは?

砂糖の入ったスプーン6種類

そもそも、低糖質とはどのような意味なのでしょうか。低糖質とは読んで字の如く、「糖質が低い」という意味です。低糖質について、「何g以内が低糖質」などといった明確な定義はありません。

含まれる糖質が少ないとされる肉や魚の糖質量は1g以下(※部位や種類による)であり、間違いなく低糖質な食材といえるでしょう。その他、野菜(葉物、きのこ類)がおよそ4g以下、豆類、海藻が3g以下ほどのため低糖質の食材であると言えるでしょう。また、お酒ではウイスキーや焼酎が糖質0gとなっています。

ちなみに、トマトや芋などの根菜類の野菜や、日本酒、果実酒などのお酒は糖質が高めでとなっています。私たち日本人が普段からよく食べる白いご飯一膳には、糖質が約60gほど含まれています。そのため、糖質制限などをする際には真っ先に白いご飯を制御される方が多く見受けられます。また、ヘルシー食材であると思いがちなはるさめには、80gほどの糖質が含まれています。

日本人のからだに必要な糖質量は1日推定100gほどと言われていますので、それ以下に抑えることが糖質を制限するといえるでしょう。

低糖質がなぜダイエットとなるの?

ダイエットの効果を検証する女性

なぜ、低糖質の食品を食べることがダイエットに繋がるのでしょうか。その理由についてご紹介します。

糖質は身体を動かす時に必要なエネルギーとして消費されますが、糖質がエネルギーとして消費されなかった場合は体脂肪となってしまいます。

糖質が体内に増えることによって、インスリンと呼ばれる血糖値を正常にしてくれるホルモンが分泌されます。このインスリンが脂肪をため込み、脂肪抑制作用を働かせるため、痩せにくくなるとされています。こうしたからだの仕組みを逆手に取って低糖質なものを摂取すれば、インスリンをあまり分泌しないようにすることができるのです。インスリンを抑制できれば、体内に溜まってしまった脂肪などを燃焼することができ、ダイエットに繋がります。

食事制限をするだけのダイエットの場合、摂取カロリーを消費カロリーより減らすことでダイエットをしています。ところが、食事制限によるダイエットはカロリーしか考慮していないため、脂質や糖質が含まれている可能性があります。その一方、低糖質のダイエットは同じカロリーを摂取したとしても脂肪燃焼の効率が高いため、ダイエットをしやすいと言えるでしょう。

低糖質メニューを取り入れよう

野菜とメニュー表

低糖質メニューを取り入れるメリット

店舗のメニューに低糖質なメニューを取り入れることで、糖質制限をしているお客様を増やせるというメリットがあるでしょう。ダイエット中でも外食する機会は多くあるでしょうし、なにより毎日自分で糖質を計算して食事を作るのは面倒です。そんなお客様にとって、低糖質メニューを提供している店舗はニーズがあるといえるでしょう。また、糖質は制限していても美味しいものを食べたいと考えている方も多いかと思います。そこで、美味しいのに低糖質だからダイエットにもなる料理が食べられるお店であれば、お客様にとってもお店にとっても一石二鳥となります。

低糖質メニューを取り入れる方法

飲食店にとってメリットの多い低糖質メニューですが、すべてのメニューを低糖質のものにするのは難しいでしょう。なぜなら、肉の中でも鶏肉なのか牛肉なのかなど、どの肉を使用するのかによって糖質の量は変わります。また、どこの部位を使用するかによっても含まれる糖質が変わってきます。食材だけではなく、調味料にも糖質が含まれているものが多く存在します。それらをすべて調べつつ、メニュー開発をするのは容易なことではありません。したがって、まずは「低糖質のメニューを数種類用意する」という取り入れ方が無難といえます。

たとえば、各メニューカテゴリにそれぞれ1、2種類の低糖質メニューを取り入れる方法があげられます。もっと簡単なのは、ランチメニューからやってみるという手もあるでしょう。もちろん、「すべてのメニューが低糖質」というコンセプトにするのも一つの手になりますので、これから開業を考えている方は、ぜひ視野にいれてみてください。

低糖質メニューを取り入れたら、取り入れたことをしっかりとメニューに明記したり、PRをおこなうことを忘れないようにしましょう。

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低糖質メニューはこんなのがある!

あつあつのマッシュルームアヒージョ

低糖質のメニューには、どのようなものが考えられるでしょうか。低糖質メニューの一例としてご紹介しますので、メニュー開発の参考にしてみてください。

  • チキンと豆腐のハンバーグ
    低糖質といえる鶏むね肉と豆腐を使ったハンバーグメニューはいかがでしょうか。ただし、一般的にハンバーグのつなぎに使われるパン粉は糖質が高めなので、パン粉を使わずに作れるハンバーグメニューを開発しましょう。ハンバーグにかけるソースも、低糖質の調味料を組み合わせて作りましょう。なぜなら、せっかく低糖質な食材を取り入れても、調味料にたくさん糖質が含まれていたら台無しになってしまうからです。また、つけあわせにも低糖質なものを取り入れましょう。そのため、糖質が多く含まれている人参やポテトはさけるようにするとよいでしょう。
  • ササミのキムチ和え
    低糖質な鶏肉のササミとキムチ(白菜)を使ったメニューです。おつまみとして最適ですので、低糖質な焼酎と一緒に勧めるなどしてみるとよいでしょう。
  • 厚揚げの肉巻き
    厚揚げも低糖質といえる食材です。厚揚げを豚バラ肉で巻いた肉巻きならボリュームもあり、満足していただけるでしょう。こちらも、味付けに使う調味料には注意が必要です。ちなみに塩や中華だしは糖質が0gとなるため、使ってみてはいかがでしょうか。
  • きのこのアヒージョ
    低糖質のきのこと糖質0gのオリーブオイルを使用したアヒージョもおすすめです。きのこだけでなく、たこや牡蠣など海鮮のアヒージョでも問題よいでしょう。

低糖質メニューについて検討してみると、通常メニューを少し見直すだけで、低糖質メニューとして提供できるものが多くあるということをお分かりいただけたのではないでしょうか。ただし、〆ものの定番である炭水化物は比較的糖質が高いものが多いため、上手に工夫をする必要があるといえます。

糖質制限ダイエット食品が分かる「食材糖質チェック一覧表」500品目以上」ではさまざまな食材の糖質を載せていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ヘルシーなサラダを食べる女性

いかがでしたでしょうか。

今回紹介させていただいた低糖質メニューを取り入れることで、ダイエットをしたいお客様を集客することができる可能性があります。これから開業をしたいと思っている方やすでにお店を開いている方でも、ダイエットをしたいと思っているお客様を取り入れたいとお考えであれば、ぜひとも今回紹介したメニューを一例に、低糖質メニュー開発の参考にしてみてください。本記事を参考にメニューの幅を広げ、客層も広げてみてはいかがでしょうか。

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