紅茶の資格にはどんなものがある?資格でカフェ開業へ近づこう!

開業・経営

紅茶を注ぐ人

遠い将来、または近々カフェを開業したいと考えている場合、紅茶について詳しく知っておいて損はありません。あらゆる街でカフェが営業しているということは、店舗ごとにあらゆるタイプのカフェが軒を連ねていることになります。カフェによって差はあれど、最近のカフェ業界の特徴をカフェから見ると、どちらかと言えば「本物志向」に傾向が傾きつつあることが伺えます。

紅茶ももちろんお茶の一種ですから、本格的に学びだすとかなり奥が深いものとなります。ご存じのように、世界で一番紅茶を飲んでいる国はイギリスです。イギリスには、紅茶に関するエキスパートを目指す方向けの「紅茶の資格」が存在しますが、日本でも取得できる紅茶の資格がたくさん有ります。

そこで今回は、紅茶の資格にはどんなものがあるのか、紅茶の資格を取得するメリットや方法について詳しくご紹介します。

紅茶の資格とは

2つの紅茶

人気のある、代表的な紅茶の資格は以下のようなものが挙げられます。

  • 紅茶コーディネーター
  • ティーコーディネーター
  • ティーインストラクター
  • 紅茶アドバイザー
  • 紅茶アナリスト
  • 紅茶マイスター
  • ティースペシャリスト

趣味で取得する資格

趣味で紅茶について学ぶ人に最もポピュラーな資格は、日本料理安全協会が主催する「紅茶アドバイザー」です。資格内容は「紅茶の淹れ方」「茶葉の種類」など、紅茶の基礎的な知識がメインとなり、紅茶に対して知識を深めたい方に向けた入門者向けの資格となります。試験費用は1回1万円ほどで、合格するためには正解率が70%である必要があります。

また、詳しくは後述しますが、紅茶をお仕事にされたい方向けの資格である、「紅茶マイスター」を取得するうえでの基礎となる資格でもあります。初めて「紅茶マイスター」の受験に取り組む場合、まずはこの「紅茶アドバイザー」からステップアップすると良いでしょう。

飲食店営業に活かす目的で取得する資格

カフェやティーサロンなどの開業をする際に、取得していることで最もメリットを得られる紅茶の資格が「紅茶マイスター」です。「紅茶マイスター」を取得するには、紅茶に関する知識だけでなく、店舗内装から紅茶のマーケティングに至るまでの知識が求められます。そのため、「紅茶をメインにしているカフェ経営」を考えている方には、長期的な経営を考える上でもうってつけの資格といえるでしょう。難易度はかなり高めですが、資格を取得する価値はかなり高いと考えられます。

紅茶の資格おすすめ

紅茶と新聞

紅茶の資格を本格的にカフェの開業に活かすのなら、「紅茶マイスター」の資格を取得することをおすすめします。前述しましたが、「紅茶マイスター」の資格を取得するには、紅茶そのものの知識を勉強するだけでなく、紅茶のマーケティングや企画・運営、開業した際の室内の内装や設備状況の詳細までも勉強しなければなりません。「紅茶マイスター」の資格は、紅茶を用いた店舗経営に必要な知識を総合的に問われる資格のため、紅茶の資格としておすすめなのです。

また、飲食店を営業するうえでおすすめするもう1つの紅茶の資格が、「ティースペシャリスト」 です。ティースペシャリストは、紅茶の知識そのものに対して深く掘り下げた資格になっています。具体的には紅茶の茶葉や生産地、種類や淹れ方と言った専門性に特化しており、マーケティングについてなどは含まれていません。カフェ経営を考えているのであれば、経営方式を学べる「紅茶マイスター」と「ティースペシャリスト」を組みあわせて取得すれば良いでしょう。

このような資格を取得し、確かな紅茶の知識を持ったオーナーが淹れる紅茶はひときわ味も違うでしょうから、カフェ開業後の集客にも大きな影響がでるかもしれません。紅茶の資格を取るメリットは十分にあるため、取得を検討してみてください。

紅茶の資格の難易度は?

紅茶を持つ手

紅茶の資格を取得するためには、どのぐらい勉強すれば取得できるものなのでしょうか。上記でもご紹介した資格の1つ、「紅茶マイスター」を例にご紹介いたします。

紅茶マイスター資格取得の難易度

紅茶マイスターは、日本安全食料料理協会が主催する資格のひとつです。紅茶マイスターは、趣味で取得するための資格である、「紅茶アドバイザー」の上級者版という位置付けになります。そのため、紅茶に関してまったく無知識がないという方が、いきなり高度な内容を求められる紅茶マイスター取得のための学習から入ると、モチベーションが持続しない可能性もあります。そこで、まずは紅茶アドバイザーを取得し、紅茶に関する基礎的な知識を習得してから、紅茶マイスターにステップアップするという方法が段階として良いでしょう。

基礎的な内容が多かった紅茶アドバイザーに比べ、紅茶マイスターはより本格的で実践的な、経営者向けの内容となっています。それに伴い、難易度は自ずと高くなります。紅茶マイスターは紅茶の資格の中でも、上級者向けといえます。

試験頻度は2か月に1回、自宅での受験が可能となります。費用も1回1万円ほどなので、挑戦しやすい資格でもあります。合格のために必要な正解率は、全問中70%以上だとされています。

紅茶の資格を取得するのにおすすめの講座など

紅茶を持って微笑む女性

飲食店営業にぴったりの「紅茶マイスター」はプロ向けで難易度も高いため、受験対策の講座そのものが多くありません。しかし、講座自体は存在するので、この記事ではひとつだけご紹介します。

SARAスクール

こちらのスクールは、紅茶マイスターの資格を含めた、紅茶に関する総合的な知識を習得するための講座を開講しています。

コース内容

  • 紅茶オーナー基本コース
  • 紅茶オーナープラチナコース

プラチナコースの受講者は、驚くことに紅茶マイスターの資格合格率が100%です。つまりこの講座を修了すれば、確実に紅茶マイスターの資格が取れるということです。

受講費用

  • 紅茶オーナー基本コース(6か月) 69,800円
  • 紅茶オーナープラチナコース(6か月) 89,800円

受講期間は6か月となっていますが、集中学習を希望する方なら、最短2か月で修了できます。そのため、カフェの開業までに急いで紅茶の資格を取得したい方でも、比較的短期間の取得が可能です。

まとめ

紅茶で幸せな女性

いかがでしょうか?

紅茶の資格を取得したからと言って、繁盛店になるとは限りません。しかし、紅茶に関するプロフェッショナルな知識を習得することで、「他店と差別化」の図れる、素敵なカフェのオープンに結びつくでしょう。


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