日本酒好きにはたまらない!?利き酒セットのメニューを用意しよう

飲食店

利き酒を注ぐ

近年日本酒が見直され、その魅力を武器に居酒屋のみならず、日本酒バーなどが登場したり、日本酒をワイングラスで味わってみたりと、日本酒は密かなブームになっています。

また、日本酒のソムリエとも言うべき存在である利き酒師(酒匠)の認定資格も登場しました。居酒屋や料亭でも、利き酒師が厳選した銘酒を置くようになったり、メニューに利き酒セットを載せるようにもなっています。

では、利き酒メニューとはどういったものがあるのでしょうか?

利き酒メニューとは

利き酒2種類

利き酒メニューとは、複数の日本酒を飲み比べできるセットの事です。一口に日本酒といっても様々な種類があります。様々な日本酒を飲み比べできるのが、利き酒メニューなのです。

「え?日本酒ってそんなに種類があるの?」と思われた人もいるかと思います。

例えば、日本酒のラベルを見てみると、「純米」とか「純米大吟醸」のように記載があるのを見たことはないでしょうか?これは「特定名称酒」と言って、原料やお米の精米歩合で分類したものです。

特定名称酒は以下の8種類に区別されます。

  • 本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)
  • 吟醸酒(ぎんじょうしゅ)
  • 大吟醸酒(だいぎんじょうしゅ)
  • 純米酒(じゅんまいしゅ)
  • 純米吟醸酒(じゅんまいだいぎんじょうしゅ)
  • 純米大吟醸酒(じゅんまいだいぎんじょうしゅ)
  • 特別純米酒(とくべつじゅんまいしゅ)
  • 特別本醸造酒(とくべつほんじょうぞうしゅ)

一口に日本酒といっても実はこれだけ種類があるのです。

利き酒メニューの良いところは、8種類にもおよぶ日本酒の味の違いを、適量で飲み比べできるというところです。

全ての日本酒を一合ずつ飲み比べるのは大変ですし、金銭的にも負担が大きくなりますが、利き酒メニューはかなりリーズナブルな値段で、色々な酒類の日本酒が楽しめるので、日本酒ファンや、日本酒に興味があるけどよくわからない、という客層を取り込むのにもってこいのサービスと言えるでしょう。

利き酒セットそれぞれの量はどのくらいがよい?

利き酒の種類がたくさん

お店のスタイルによって一概に言えませんが、一般的には、40cc~50ccまで注ぐのが良いと言われています。この分量が、複数飲み比べするセットでは少なすぎず、多すぎずといった分量でしょう。

お客様への呑み方の勧め方としては、まず難しく考えずに、いつものように飲んでみることをおすすめしましょう。また、お酒の弱い人や、それぞれの味の違いを楽しんでもらうために、利き酒セットと一緒にお水もだすことをおすすめします。

日本酒利き酒セットの組み合わせのポイント

日本酒3種類

利き酒セットの組み合わせは、いろんなバリエーションで組み合わせができます。以下、例を挙げていきましょう。

・種類で組み合わせる

前述したように、本醸酒、吟醸、大吟醸、純米、純米吟醸、純米大吟醸といったように、種類で組み合わせるのも一つの方法です。同じ本醸酒でもランクが上がっていくことで味や香りが違うことを楽しむのも良いですし、純米酒にも同じことが言えます。

例えば「久保田」という銘柄は本醸酒から純米大吟醸と幅広く種類がありますので、一つのお酒でそれぞれの種類の違いを楽しむことができます。本醸酒と純米酒を組み合わせるのも良いかもしれません。

・産地で組み合わせる

同じ吟醸酒や純米酒でも、産地によってまた、香り、味が変わってきます。日本酒の名産地と言われている京都、新潟、山形でもそれぞれ風味の個性があります。

ターゲットにあわせた利き酒セットを用意しよう

女性のお客様

お店のスタイルやこだわりによって、当然、客層もそれぞれ違ってくるはずです。まず、自分のお店の特徴や売りを再分析して、お店の客層に合った利き酒セットを用意しましょう。

例えば、鮮魚が主力なら辛口の吟醸酒をメインに産地で取り揃えてみたり、オールマイティならば全般的に揃えてみたり、珍しいレアものや地酒を揃えてみたり、どういった客層をターゲットにするのかを十分、考えた上で用意しましょう。

例をあげると、刺身や魚料理が好きなお客様には、キリっと辛口の吟醸酒の蔵元別の利き酒メニューを用意してみるのもよいでしょう。肉料理や煮込み料理がお好みのお客様には、食後の余韻が残る純米酒の利き酒セットも面白いかもしれません。

女性客が多いお店では、女性向けの利き酒セットを用意してみるのもいいかもしれません。季節ごとの期間限定の日本酒や、日本酒の瓶のパッケージがかわいいものなんかも、女性の心を惹きつけることができます。

色んな種類の日本酒を飲んでみたいというお客様には、吟醸酒、純米酒、純米吟醸酒など、バリエーション豊かなメニューがよいでしょう。日本酒通で珍しい日本酒を飲み比べしたいお客様には、産地別の様々な地酒の利き酒メニューを用意するなど、客層に合わせて複数のメニューを工夫して用意することがおすすめです。

まとめ

利き酒セット

いかがでしょうか?

それぞれのお店の特徴を活かした利き酒セットを用意すれば、日本酒の魅力をたくさんの人に知ってもらえるでしょう。日本酒の利き酒セットを集客のきっかけとして、何度もお店に来店していただけるファンを増やしていきましょう!

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