女子会コースを設定して女性客を増やそう!

飲食店

盛り上がる女子会

文化は女子が支配しているといってもいいのかもしれません。なぜなら、女子の多くは美味しいものを食べて、おしゃれをして、旅をして、楽しいイベントに参加して、人生を最大限謳歌しています。飲食店は、アクティブな女子に喜んでもらうことでさらなる飛躍につながる可能性があります。

そこで今回は、女子会コースを用意する理由やコースのポイントをご紹介します。

そもそも女子会とは?

ビールで乾杯する女子たち

女子会というのは、文字通り女子だけで開く宴会のことです。女子だけで集まり、飲食店でお酒を飲んだり食事をしたりしながら、会話に花を咲かせるのです。

「女子会」という言葉がまだメジャーでない頃から、仕事帰りに仲のいい女性たちと食事をして帰ったり、休日に映画を見た後に食事をしたりなど、女性は気のおけない人たちと美味しいものを食べるのが大好きでした。そこに目をつけたある飲食店チェーン店が、「女子会」という言葉をメニュープランに使ったのが始まりとされています。そうして始まった「女子会」という言葉をメディアが取り上げて、一気に「女子会」という言葉は全国的に広まったようです。

男女混合の食事会や飲み会との違いは、女子だけだということで気兼ねなく言いたいことを言いやすいということが一番とされます。つまり、女子会なら男性の目線などを気にすることなく、思いっきりストレス発散できるというわけです。

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女子会コースを設定する理由

満面の笑みの女性

女子好みのメニューと男子好みのメニューにはかなり違いがあります。男子はガッツリとお腹がいっぱいになり、しかも好きなお酒があるお店を好みます。そのお酒も、焼酎や日本酒、ビールやハイボールなど王道好みで、雰囲気は二の次です。

一方女子は、雰囲気がよいお店、インスタ映えするようなメニューを好みます。おしゃれであることがとても重要なのです。「昨日、〇〇なお店に行ったの!」というように、翌日話題にできるようなお店もポイントが高いようです。

男子は女子をエスコートするために雰囲気のよいお店を探すことはありますが、男子同士で集まるときに雰囲気やおしゃれ度を気にする人は少ないものです。男子からすると、ガッツリ飲んで食べたいというのが先決なのです。美味しいものを食べたい、おしゃれなお店に行ってみたい、という欲求が圧倒的に強いのが女子の特徴です。それらの欲求を満たすために、定期的に外食をしたいと思っているのが女子なのです。つまり、女子を味方につけることが飲食店経営を成功させる秘訣ということになります。

そんな女子好みのメニューやお店は、ずばりおしゃれでヘルシーだということです。また、スイーツとフルーツが大好きだということも女子の大きな特徴になります。飲み物もカクテルやトロピカルドリンク、ソフトドリンクなどいろいろな種類のものを飲みたいと思っています。

女子同士でお店を決める際、「デザートがあって、おしゃれでヘルシーなメニューで、しかもお酒もカクテルやソフトドリンクも豊富で……」という条件を出し、その条件に一番近いお店を選ぶ傾向があります。 「女子会コース」という名目のコースやメニューを作ることで、女子に「自分たち好みの、おしゃれでヘルシーなメニューを提供してくれるはずだ」と簡単にわかってもらえるという利点があります。お店やメニューを探す女子にとっても、女子会の場を提供するお店側にとっても、「女子会コース」の設定は大きなメリットとなります。

女子会コースを考えよう

女子会料理を食べる女子

それでは、女子会コースを具体的に考えてみましょう。

料理、ドリンクの見た目にこだわる

盛り付けや器など、お料理はアレンジにも一工夫凝らします。お料理が出てきたときに、「わー可愛い!」「きれい!」など、思わずインスタグラムなどのSNSにアップしたくなるようにするのがコツです。

ヘルシーさを意識する

男性はお肉だけ、お魚だけというようなメニューでも喜んでくれますが、女子はそうはいきません。見た目も美しくて、「お肉を食べるからにはお野菜もちゃんと付け合わせて欲しい!」というように、ヘルシーさにもこだわります。食材は季節の野菜やフルーツ、豆腐などヘルシーなものを取り入れましょう。

量より種類を多くする

女子会コースは、女子用にお料理の量が少なめとなる傾向があります。どちらかと言えば、スイーツをはじめとしたデザート、そしてカクテルやソフトドリンクなどを豊富にするというのが大きな特徴です。デザートの無い女子会メニューなど考えられませんので、必ずデザートにはこだわりましょう。そして、おしゃれなトロピカルドリンクやカクテルなどの飲み放題付きにしすることも忘れないようにしましょう。

女子の多くは少しずつでいいから色々なものを食べたいと思っているということです。女子が「女子会をしよう!」と思ってお店選びをするときは、立地条件やメニューを見るはずです。そのときに無意識に気になるのは、「女子会メニュー」の中にどれくらいの品数があるのかです。

お好み焼き、すき焼きなど、コース料理のように設定しにくいメニューでも問題ありません。お好み焼きの女子会コースの場合でも、デザートやフルーツ、オードブルなどをつけると女子は喜ぶでしょう。

食器、店内の雰囲気もおしゃれに

また、女子はお店や部屋の雰囲気をとても気にします。そのため、人気の女子会メニューはお料理だけでなく、器から店内の雰囲気に至るすべてにおいておしゃれであることがアドバンテージになります。外のきれいな景色が見える店舗であれば、女子会コースのメニューとともに、女子会用にアピールしてもいいでしょう。「おしゃれな〇〇な空間で……」「静かな隠れ家的なお店でジャズを聴きながら女子会を!」「ポップで明るい女子会専用ルームで……」など、どんな場所で女子会ができるのかを具体的に紹介すると効果的です。

加えて、客席だけでなくトイレの清掃にも力を入れましょう。化粧直しをしたり利用頻度も高いため、女性にとってトイレが綺麗かどうかは重要なポイントです。客席をおしゃれな空間にしても、トイレが汚れていると印象が台無しになってしまいます。

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女子会コースにはルールを設けよう

グループで楽しむ女子会

女子会コースの設定を考えるとき、必ず決めておきたいルールがあります。それは、男子はシャットアウトするのか、条件付きで受け入れるのかという問題です。

予約の時、「男性が1名いるのですが女子会コースはダメですか?」「男性もいますが、女子会コースでお願いしたい」 などという問い合わせが入ることがあるでしょう。

男子ばかりならお断りしても問題ありませんが、女子の中に1人だけ男子が混ざっていた場合など、お断りするのかはお店によって違うでしょう。女子会コースはもともと、少し価格を低めに設定しているお店が多いです。それなのに、飲み放題設定に男子が入っていると、たくさん飲みそうな気がするので、お断りしたいというのがお店側の本音となります。

そこで、明確なルールを設ける必要があります。たとえば、ドリンクバーやサラダバーなどがある場合は「女性のみです」とお断りする、その他は男性は500円アップにするなど、あらかじめ対応を決めておいたほうがスムーズです。女子会メニューと銘打っているにもかかわらず男子を受け入れてしまえば、女子会の意味がなくなるということでお断りしてもよいでしょう。

しかし、女子会の中には小さな子どもがいるママ友会などの場合もあります。小学生までのお子さんなら男の子でもOKとするなど、こちらも最初からルールを提示しておくようにしましょう。

まとめ

女子会に興じる女性たち

いかがでしょうか?

女子会コースはお店にも、利用するお客様にもメリットがあります。女子たちが落ち着いて楽しむことができる料理と空間を提供し、女性客を増やしていきましょう。

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