飲食店でも利用されるVR、活用事例紹介!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

技術の進化によって「VR」と言われる仮想現実は、私たちの生活の至るところで見られるようになってきました。少し前までは、IT系に詳しい方のみに身近な存在となっていましたが、最近では、一見、VRとは関係のない飲食業界でもVRに触れる機会が多くなってきているのは既にご存じのことでしょう。

ただ、どうやってVRを活用したら良いのか分からないといった方や、そもそもVRについて分からないという方も多いので、この記事では、VRの基本的な部分から、飲食ビジネスにおいてのVRの活用方法やその事例について紹介していきます。

VRとは?

VRとは「仮想現実」を意味します。英語では「バーチャルリアリティ」と言われており、その頭文字をとってVRとされています。つまり、仮想現実の世界を体験できるというものです。

現実でありながらも現実ではない。実に不思議な世界になっているのがVRの特徴ですが、この世界をどうやって体験するのでしょうか。これには、VRゴーグルという専用の機材を使います。

この機材を装着することで、視界にうつる全てがバーチャルのものとなるのです。しかも、ゴーグルを通じてみる世界は全てが仮想現実となっている為に、まるで、その世界に入り込んでしまったような錯覚を覚えることができます。

VRの技術も日々進化しており、VRを使ったゲームやTV番組は主流となっています。VRが誕生した最初の頃は、ゲームに使われることが多くありましたが、最近では教材にVRが付属しているケースも多く、教育現場を体験することもできます。

また、アパレル業界のオンラインストアなどでも活用されていて、試着を体験できなるど、VRは私たちの生活をより便利にしてくれています。

飲食ビジネスでのVR活用メリット

仮想現実のVRは、一見、飲食業界とは関係がないように思えます。それもそのはず、飲食では、お客様は「食べる」ということが目的になっているので、仮想現実は関係ないのです。飲食では食べる他に、香りを楽しむこともできますが、これもまたVRでは実現できません。

だから「飲食業界には関係のない話」とVRに興味を持とうとする人は少ないのですが、実はそうではなく、VRは間違いなく飲食ビジネスに絡んでいます。なぜなら、VRを使うことによって飲食ビジネスで次のようなメリットを得られるからです。

新規顧客を獲得しやすくなる

既に店舗に足を運び、店の雰囲気を気に入ってくれているお客様は、何度もリピートに繋がることでしょう。でも、まだ店に来たことがない方はどうでしょうか。色々な口コミサイトで料理の評判を調べて、それから店内の雰囲気を調べていきます。

特に大事な商談だったり、デートで使うときは、料理以上に店の雰囲気にはこだわることでしょう。しかし、こればかりは実際に店舗に足を運ばなければ分かりません。そこで、VRを使うことでこの問題が解決されます。

VRには「ウォークスルー」と呼ばれる機能があり、VRの世界で店舗内を見学することが可能です。つまり、お客様は足を運ばずして現実の店舗を体験できるというわけです。

VRを導入している店舗としていない店舗では、前者の方が新規獲得がしやすいと言えるでしょう。

「食」以外の部分でライバル店に差を付けることができる

VRはお客様の待ち時間に活用することもできます。例えば、テーブルにVRを設置して、料理が提供されるまでの時間でVRを楽しんでもらうとどうでしょうか。飲食店は、待ち時間がネックになっているのですが、VRを使うことでお客様にとって、ただ待つだけの時間が「遊び時間」になるのは魅力的だと思います。

特に、お子様向けのVRを導入すれば、お子様は料理が運ばれるまでの間、大人しく遊んでいてくれるので親御さんにとっても嬉しいことです。また、子どもがVRを気に入って「また行こう」となれば、ファミリー層のリピート率アップも容易となります。

このように、食以外の部分でライバル店に大きな差を付けることができますので、まだ地域にVRを導入していない飲食店が多ければ、いち早く導入することで、一気に常連客を増やすことも不可能ではありません。

プラスαの強みを持てる

現在、様々なビジネスで活用されているVRですが、元はエンターテイメントという色が強いツールです。では、このVRのエンターテイメント性を活かして飲食ビジネスに導入してみたらどうなるでしょうか。

本来、飲食は「食」がメインとなっています。そこに「遊ぶ」といった要素が加われば、店舗は「食以外」の強みを持てることになります。味も良し、店の雰囲気も良し、エンターテイメントとしても良しとなれば、間違いなく利用される飲食店になれることでしょう。

VRの導入でコストはかかりますが、先の見返りを考えれば、VRを導入することによって、店舗の強みを増やすことは正解と言っても過言ではないでしょう。

飲食ビジネスでのVR活用事例

では、具体的にどのようなVR活用事例があるのでしょうか。飲食ビジネスにフォーカスして、その事例を紹介していきます。

ぐるっとVIEW

このサービスは、パノラマ写真を組み合わせることによって、店内の雰囲気をお客様にVRで楽しんでもらえるといったサービスとなっています。内装にこだわりがあったり、夜景が特徴など、店舗によっては「来店したお客様しか分からない強み」があると思います。

それを、VRを使って提供することによって、来店に結びつけているわけです。ぐるっとVIEWでは、制作は代行してもらうことができるので、店舗側のスタッフでVRに詳しいスタッフがいなくても導入することが可能です。

プチアミューズメント

VRの特性を生かしてテーブルにVRソフトを導入することで、待ち時間をアミューズメントパークのように楽しんでもらう活用例となります。前項でも少し触れましたが、このようなVRを導入すれば、子どもが一番退屈な待ち時間を遊び時間に変えることが可能となり、リピートも期待することができます。

VRソフトを活用すれば、対象は子どもだけでなく、例えばカップルでの楽しみ方も広がるなど、使い方によっては幅広いターゲットにアピールすることが可能となります。

リピート率UPを狙った継続企画

実際、スウェーデンのマクドナルドで行われたVR活用事例なのですが、紙製のVRゴーグルを配布して、コンテンツを楽しんでもらう企画を行いました。これによって、先ほども述べた「食以外」の楽しみをお客様に提供することができ、集客に成功したのです。

提供するコンテンツを変えていけば、ターゲットが「また来よう」と思ってくれる理由を与えることができるために、安定してリピート率アップが狙えると言えるでしょう。

まとめ

このように、VRを活用することで、新規顧客だけでなく既存客にもアプローチをすることが可能となります。時代の変化によって、これから飲食ビジネスは「食べる」だけでなく「楽しむ」という要素が重要になってくると予想されます。

飲食店でVRを楽しむことが当たり前になる時代は、すぐそこに来ているとも言えるでしょう。その時代がきてから準備をするのか、それとも、今から準備を行い、一足先にライバル店に差を付けるのが良いのかは言わずともお分かり頂けるでしょう。

VRを導入することになった場合、どの道自店舗では開発できず業者に頼むことになります。そう考えれば、スタッフにVRの知識のある人がいなくても、導入できるということなので、ぜひ、これを機に飲食ビジネスへのVR導入を検討してみて下さい。

iPadレジって何がいいの?ユビレジ導入事例