飲食店にも定額制が浸透!サブスクリプションモデルの導入事例7選紹介

居酒屋

ここ最近、AmazonやMicrosoftといったインターネット事業を筆頭に、企業が提供するサービスに導入されるようになってきた「サブスクリプションモデル」。

サブスクリプションモデルとは利用した期間に応じて支払いは発生するシステムのことであり、定額制などの設定がこれにあたります。

そして現在、サブスクリプションモデルはインターネット事業だけでなくラーメン店など飲食店にも浸透してきています。

今回は、飲食店にも浸透してきているサブスクリプションモデルの導入事例7選と題し、ご紹介していきましょう。

サブスクリプションモデルとは

近年ではあらゆる企業が「月額制」「定額制」などを導入していますが、そのような継続的に利用するサービスや商品に対して対価を支払う仕組みがサブスクリプションモデルです。

継続して安定的に収益が見込めるため、いまやあらゆる企業が導入もしくは検討しており、飲食業界や小売業などインターネット事業ではない領域でも動きが活発になっています。

また、これまでは単発購入がメインであった領域でもサブスクリプションモデルは広がりを見せており、各業界で注目されています。

各業界がサブスクリプションモデルを注目する背景には、ユーザーの購買行動の変化があげられます。

ひと昔前までは所有して利用するという価値が高かったのですが、現在では所有せず提供されるサービスを利用するという価値が高まっています。

価値が高まった裏側にはスマートフォンやタブレットの普及があり、音楽や動画配信など場所を問わず利用できるようになりました。

そのような手軽にエンターテイメントを楽しめる環境が整ったことが価値を高まらせた要因と言えるでしょう。

企業側から見たサブスクリプションモデルのメリットは多々あります。例としては、単発購入とは違いユーザーの定着に伴い継続的な収益を見込めること、データ共有をすることにより顧客管理がしやすくなること、施策によっては高いロイヤリティの顧客化が狙える、などがあります。

ユーザー側にもメリットはあり、例としては都度支払いの手間が省け自動支払いとなる、一定期間のトライアルを行っているサービスが多く必要なければ解約ができる、個人差はありますがトライアル期間内だけでも十分なサービスが受けられる、などです。

企業側だけではなくユーザー側にもメリットがあり、飲食店や小売業はもちろん、今後はより一層サブスクリプションモデルは広がりを見せるのではないでしょうか。

サブスクリプションモデルの事例

インターネット事業を皮切りにいまやあらゆる企業が参入しているサブスクリプションモデル。

企業側もユーザー側も目に見えるメリットがあるので、参入への障壁は低いと言えるでしょう。

ここからは、実際にサブスクリプションモデルを導入している飲食店サービスの事例をあげていきましょう。

Foobe(フービー)

Foobeは「飲食業界に新しい文化を創りたい」という思いから作られたサービスであり、お気に入りの場所を1杯のドリンクから見つけることができるというサブスクリプションモデルです。

Foobeが提携しているBARでこだわり抜いた1杯のお酒を楽しむことができ、お酒が好きな方にはとても嬉しいサービスですね。

現在提携しているパートナー店舗は首都圏を中心に100店舗以上あり、いまでも続々と提携先が増えています。

また、気になる料金も毎月980円という定額で利用することができ、コストパフォーマンスにも優れています。

Foobeはいつでもパートナー店舗を募集していますが、大きな特徴として店舗の掲載料が無料となっています。

普通は店舗を掲載となると広告料などが発生しますがFoobeにはそれがなく、飲食業界の広告費用の問題についても考えられています。

「飲食業界に新しい文化を創りたい」という言葉に偽りはなく、店舗側もユーザー側もWin-Winになれるサブスクリプションモデルと言えるでしょう。

(サービス名)Foobe

(価格)月額980円

(概要)一日一杯こだわりのお酒を楽しめる

(公式サイト)https://www.foobe.jp/

POTLUCK(ポットラック)

POTLUCKは提携している様々なお店のランチをテイクアウトできるサブスクリプションモデルです。

オフィス街ではどのお店も12時過ぎは込み合っており、ゆったりくつろぎながらランチするというのはなかなか難しいものです。

「ランチ難民」という言葉もあるように、この問題を解決したいという思いから生まれたサービスがPOTLUCKです。

ユーザーは3種類ある30日間有効なチケットを月額で購入し、提携している店舗から事前に選び注文しておくことで行列に並ぶことなくランチを受け取れるシステムです。

平日限定となっていますが、前日の17時から当日10時までにメニューと受け取り時間を指定することで利用できます。

現在提供しているエリアは渋谷、表参道、恵比寿、代官山といった都内を中心としていますが、今後は他地域への提携店舗の開拓を目指しています。

(サービス名)POTLUCK

(価格)

週1~2回ほど利用 6チケット 月額4,080円

週3回ほど利用 12チケット 月額7,800円

週5回ほど利用 20チケット 月額12,000円

各チケットとも30日間有効

(概要)テイクアウトのランチを待ち時間なく受け取れりラックスしたランチタイムを楽しめる

(公式サイト)https://www.pot-luck.jp/

FOOD PASSPORT(フードパスポート)

FOOD PASSPORTは「食材のロスを無くしたい」という気持ちから生まれたサービスであり、

わずか月額980円で提携店舗にて1カ月に10回まで利用できるサブスクリプションモデルです。

提携店舗が掲載しているおまかせメニューから選ぶことができ、行列のできる有名店のメニューも多数掲載しています。

また、1人での利用はもちろんですが、飲み会や女子会など大人数でも気軽に利用できるのが特徴です。

現在は関西を中心に広がっており、提携している店舗は200店舗を超えています。原則として1ドリンクのオーダーは必要ですが、お寿司、焼き鳥、鉄板料理、鍋料理など様々な店舗があり、多種多様なメニューを楽しむことができます。

(サービス名)FOOD PASSPORT

(価格)月額980円

(概要)月10回まで利用可能。フードロスへの取り組みとしてフードシェアリングを提供している

(公式サイト)http://food-passport.jp/

Reduce GO(リデュースゴー)

Reduce GOはフードロスに着目し、飲食店が余らせ廃棄している食品と、そういった食品を分けて欲しいというユーザーをつなぐサブスクリプションモデルです。

ユーザーは飲食店や小売店などで発生している余剰食品のリストを見ることができ、気に入った食品があればスマホで注文し、受け取り時間内にお店に向かい商品をピックアップするシステムです。

内容はお弁当や菓子パンといったものからレストランのバイキングメニューなど多岐に渡り、それらを月額1,980円で利用することができます。

食品リストはユーザーの現在地から近い順に提示され、食品リストの内容は日々変化するので飽きることなく好きな食材を楽しめます。

現在の加盟店舗は約133店舗となっており、今後はさらに加盟店舗が増えていく予定です。

(サービス名)Reduce GO

(価格)月額1,980円

(概要)飲食店の余剰食材とそれを求めるユーザーのマッチングで食品ロスを無くす

(公式サイト)https://reducego.jp/

GUBIT(グビット)

GUBITは会員登録をしプランを購入することで提携している飲食店のドリンクが無料になるというサブスクリプションモデルです。

ドリンクはアルコール飲料のみ対象となっており、ビールやハイボール、焼酎、日本酒、サワー、カクテル、ワインなど複数のラインナップがあります。

わずか月額980円で首都圏エリアにある約100店舗のお店を利用することができ、老舗の大衆居酒屋からフレンチ、イタリアン、クラフトビール専門店など加盟店は多岐に渡ります。

また、現在は首都圏のみ展開していますが、今後は名古屋や関西地方、福岡などを視野に入れて展開していく予定です。

(サービス名)GUBIT

(価格)月額980円

(概要)家飲みもいいがお店で安く飲みたい方へ、いろんな店舗を楽しめる

(公式サイト)https://shop.gubit.jp/

coffee mafia(コーヒー マフィア)

coffee mafiaは「日常を豊かにしてくれるコーヒーを、もっと気軽に、もっとお得に」という思いから生まれたコーヒーが飲み放題となるサブスクリプションモデルです。

現在は首都圏を中心に3店舗ほど展開しており、今後もさらに増えていく予定です。日替わりで変わるコーヒー豆から好きなものを選ぶことができ、コーヒー好きにはとてもお得なサービスとなっています。

また、モーニングやランチも提供しており、800円相当のフードを10回購入することができるフードパスポートは1カ月のコーヒー会員権もついておりお得になっています。

(サービス名)coffee mafia

(価格)

1カ月会員 月額2,000円 毎日飲むと1杯100円

3か月会員 月額5,000円 毎日飲むと1杯83円

フードパスポート 月額7,000円 800円相当のフードが10回購入できコーヒー会員権もつく

(公式サイト)http://coffeemafia.jp/

ラーメン凪 田町店

ラーメン凪は首都圏を中心に展開しているラーメン店ですが、その中でも2018年12月下旬にオープンした田町店では3つのプランのサブスクリプションモデルをおこなっています。

Ipadのカメラにより顔認証するという画期的なシステムを使っており、顔パスのようなシステムでリピートにつながります。

3つのプランとしては1カ月8,000円、3カ月22,000円、3カ月15,000円(利用時間は14時から22時のみ)となっています。2週間に1回ほどの頻度で利用すれば十分元を取れる内容となっています。

また、今後はラーメン凪全店舗でもサブスクリプションモデルを導入するという話も出ています。

(サービス名)ラーメン凪 田町店

(価格)

1カ月プラン 8,000円

3か月プラン 22,000円

3か月プラン 15,000円(14時から22時までの時間限定)

(概要)顔パス注文で常連意識が広がりリピーターになる

(公式サイト)http://www.n-nagi.com/

まとめ

現在は様々な業種でサブスクリプションモデルが広がりを見せていますが、飲食店への導入も広く進んでいます。

サブスクリプションモデルは企業側はもちろんユーザーにもメリットがあるため、お互いがWin-Winの関係性を構築しやすいと言えます。

飲食店のサブスクリプションモデルは現在首都圏が主ですが、今後地方にも広がりを見せることで経済的な好循環が生まれていくと言えるでしょう。