箸置きでテーブルを華やかにしよう!箸置きを置くその理由とは?

飲食店

魚の箸置き

和食料理店などでよく使われている箸置きは、デザインもたくさんあって、お店の個性が分かる小物と言えるでしょう。実際、テーブルに箸置きがあると、ついつい目がいってしまうものです。また、最近では箸置きが100円均一ショップなどにも売られていたりするため、安く手軽にいろいろな箸置きを手に入れることができます。

そこで今回は、飲食店における箸置きの重要性や配置する際の注意点、おすすめの箸置きをいくつかご紹介していきます。

箸置きとは

多種多様な箸置き

箸置きとはどういったものなのでしょうか?

辞書では、以下の説明がなされています。

食卓で箸先をのせておく器具。陶磁器のほか、種々の材質のものがあり、様々な意匠のものがある。

では、箸置きはいつごろから、どのようにして使われるようになったのでしょうか。

まずは、箸が日本で使われるようになった経緯からご説明します。もともと日本では、食事の際に箸などの道具は使わない、手食の文化でした。しかし、飛鳥時代に聖徳太子が中国に遣隋使を送るようになると、中国に箸を使って食事をする文化があることを知ります。それを知った聖徳太子は、中国との使節団との会食の際、手食の姿を見て「日本人は野蛮だ!」と思われないように、また中国の箸文化に合わせるために、日本でも箸食の文化を広めようとしました。そこから、現代まで続く箸食の文化が始まったとされています。

箸食の文化は、神へのお供え物にも影響を与えました。それは、箸食の文化が広まったことで、今までのお供え物に加えて、箸も供えるようになったのです。

さて、ここでようやく箸置きが出てきます。神様にお供えするのに、汚れた箸をお供えするわけにはいきません。なぜなら、神様に対して汚れた箸をお供えするということは、失礼で罰当たりなことになるからです。そこで、箸の口をつける部分が床に付かないよう、箸置きが作られました。箸置きとは、神様に供える箸を汚さないために生まれたのです。

箸置きはあったほうがいいの?

サクラの箸置き

実際に店舗に箸置きを置くとなると、使用済みの箸置きは使うたびに洗浄の必要があるため、少々手間がかかります。では、手間のかかる箸置きを、飲食店で取り入れるべきなのでしょうか?

箸置きを使う最もわかりやすいメリットは「衛生面」です。箸置きがあることで、箸の口をつける部分がテーブルやトレーにつかなくなります。それにより、テーブルやトレーの汚れを防止することができ、結果として雑菌が箸につかなくなるでしょう。箸の汚れがテーブルやトレーについて困っているのであれば、箸置きをおくことで解決できます。

また、店舗のコンセプトや内装にあった箸置きを使うことで、テーブルコーディネートの一端を担うことにもなります。様々なデザインの箸置きの中から最適の物を選ぶことで、お店の雰囲気づくりが可能となるのです。

次に、お客様の目線で考えてみましょう。箸を置きたい場合に箸置きがないと、お皿の上に渡して置く、いわゆる渡し箸となってしまいます。また、テーブルへ直接置くようなことがあった場合は、衛生面も気になるでしょう。このように、お客様の立場に立った場合でも、箸置きがあるほうがよいと考えられます。

箸置きを配置するときの注意点

洗練された箸置き

箸置きをトレーやテーブルに配置するときに、注意すべき点があります。それは、お客様から見て、どちら側に箸置きを置くべきかという点です。

たとえば、ご飯は左側、味噌汁は右側というように、品目で配置場所が決められているものもあります。しかし、箸置きは基本的に箸が使いやすいように置くのがベストでしょう。

つまり、

  • 右利きのお客様の場合は、お客様から見て向かって左側
  • 左利きのお客様の場合は、お客様から見て向かって右側

これが、ベストの配置になります。もちろん、お客様ひとりひとりの利き手はわからないでしょう。その場合、日本人の9割が右利きということを考慮して、基本的にはお客様から見て左側に箸置きを配置するようにします。

素敵な箸置きを紹介!

特殊な形状をした箸置き

ここまでは箸置きについて詳しくご説明してきましたが、ここからは素敵なデザインの箸置きをご紹介していきます。

KIHARA(キハラ)

KIHARA(キハラ)の箸置きは、デザインが梅鶴・波千鳥・小槌・ひょうたん・富士の5種類あり、少し大きくて厚みもあるのが特徴です。中央が少しくぼんだ形になっており、箸が滑りにくくなっています。有田焼の箸置きなのに、お値段も手ごろです。

白山陶器

箸置きを横からみると、くぼみが二つある形になっています。それは、片方に箸、片方にスプーンやフォークというように、2種類の食器がおけるように設計された箸置きだからです。箸とフォーク・スプーンを置く必要がある店舗に、是非ともおすすめしたい一品です。

STUDIO M’(スタジオエム)

STUDIO M’(スタジオエム)では、シンプルで温かみを感じるデザインの箸置きを多く販売しています。ベーシックな形状の箸置きから、丸型、ハウス型などの特殊な形状の箸置きまで、幅広く取り揃えています。中には動物をモチーフとした箸置きもあって、とてもかわいらしいです。価格もひとつ500円以内と、コスト面でもおすすめです。

今や箸置きの種類は数えきれないほどあり、箸置きを販売しているブランドも数多くあります。みなさんもぜひ、理想の箸置きを探してみてください。

まとめ

面白い箸置き

いかがでしょうか?

飲食店で使うたくさんの備品の中で、箸置きの必要性は低い方に分類されるかもしれません。しかし、箸置きをつかうメリットは、この記事でご紹介した通り確かにあるのです。また、かわいいものからスタイリッシュでおしゃれな物まで、箸置きには様々なデザインがあります。自分の好みに合わせて箸置きを選ぶことができるので、テーブルやトレーに華を添える意味でもおすすめです。箸置きのような小物から、素敵な店舗にしていきましょう。

【店舗経営においてはPOSレジが欠かせない】

店舗を経営するにあたって、今やなくてはならないのが「POSレジ」です。POSレジ一つで日々の業務効率化だけでなく、売上管理・分析等を行うことが出来ます。

現在はiPadなどを用いた「タブレット型POSレジ」が主流になっており価格も月々数千円~で利用出来るようになっています。機能性も十分に高く、レジ機能はもちろん、会計データの自動集計により売上分析なども出来るため店舗ビジネスをトータルで効率化させることが出来ます。

「機能を使いこなせるか不安」という方には、操作性が高い「ユビレジ」がおすすめです。業種を問わず累計3万店舗以上で導入されているタブレットPOSシステムで、月々6,900円(税別)からご利用いただけます。

実際の操作方法などが気になる方には無料のオンラインデモも対応可能!まずはお気軽にご相談ください。

▶︎無料オンラインデモで操作性を確かめてみる