激辛料理はなぜ人気がでるの?話題の激辛料理メニューを参考にしよう

居酒屋

激辛の韓国料理

サラリーマンから女性客まで、老若男女問わず人気の高いのが激辛料理です。有名店がぞくぞくと激辛メニューを開発し、今やその辛さのとりこになったひとは数知れずいるでしょう。

そこで今回は、激辛料理が人気の理由や激辛メニュー開発のポイントについてご紹介いたします。

激辛料理ってどのくらい辛いの?

激辛のカレー

そもそも激辛料理とは、どのくらい辛い物を指すのでしょうか。ただ辛いだけ、つまりは一般的な辛さの料理もたくさんある中で、どのラインから激辛料理とよばれるのでしょう。

激辛と呼ぶのに明確なラインが引かれているわけではないですが、激辛料理愛好家たちによると、「額から汗が滴って、舌とのどが痛く、目や鼻の粘膜がしみる」くらいの辛さを激辛料理と呼ぶという話もあるそうです。文字を見ただけなのに、すでに辛いとお感じになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?確かに、このくらいの辛さならば激辛料理と呼べそうです。

では、実際に激辛料理と呼ばれるメニューは、どのくらいの辛さなのでしょうか?数多くある激辛メニューの中から、今回は一つに絞ってご紹介していきます。

カレーチェーン店のCoCo壱番屋、通称ココイチには、激辛カレーというメニューがあります。ココイチはカレー注文時に辛さを選ぶことができ、その中で最も辛いのが「10辛」です。ココイチの10辛は、通常の辛口(1辛)カレールーの24倍となっています。辛い物が苦手な人や、辛さからくる刺激に対して耐性のない人が軽い気持ちで挑戦すると、痛い目を見るでしょう。

激辛料理が人気の理由とは

激辛ラーメン

それでは、激辛料理が人気となっている理由とはいったいなんなのでしょうか。

実は、辛い物を食べると人間は快感を感じると言われています。人間の脳は、辛い物を食べると脳内ホルモンの「アドレナリン」を分泌します。このアドレナリンは、人間のさまざまな機能を活性化させ、気持ちを高揚させるものです。

また、アドレナリンと同時に、もう一つの脳内ホルモンである「エンドルフィン」も分泌します。エンドルフィンには、脳をリラックスさせてストレスから解放する効果があると言われています。エンドルフィンによってストレスから解放される感覚を、人間は気持ちいいと感じるのです。

さらに、エンドルフィンには中毒作用があります。つまり、エンドルフィンが分泌され続けていくと、人間の体は次第にもっと大量のエンドルフィンが欲しくなるのです。エンドルフィンの中毒作用によって、辛い物を食べ続けていくと、もっと辛い物が欲しくなるということです。このように、辛い物がやみつきになる理由は、脳内ホルモンが関係しているといえるでしょう。つまりは、激辛料理店が人気の理由は味もさることながら、脳科学的にもリピーターを増やしやすいからなのです。

激辛料理の人気店を参考にしよう

激辛のモツ鍋

激辛料理のお店はたくさんありますが、そのなかでも人気のお店がいくつかあります。選ばれる激辛料理のお店には、必ず理由があります。よって、お客様から選ばれる激辛料理の人気店のメニューを参考に、激辛料理について考えてみましょう。

激辛ラーメン「蒙古タンメン中本」

こちらのお店では、「北極ラーメン」という激辛メニューを提供しています。蒙古タンメン中本は、1から10までの辛さ基準を儲けており、数字が大きくなるにつれて辛さが増します。

このお店の辛さ基準で言うと、北極ラーメンは10辛中9辛の値を記録しています。しかし、この北極ラーメンは、なんと辛さをさらに10倍まであげることができるのです。9辛の10倍ですから、途方もない辛さであることが想像できます。

このように、人気店では辛さを調節できることが多いとされます。要するに、お客様それぞれが持つ辛さのお好みに合わせられるようなシステムにするのが、人気の秘訣ということになるでしょう。

また、蒙古タンメン中本には激辛料理の「北極ラーメン」のほかに、「北極野菜ラーメン」があります。これは北極ラーメンに、味噌タンメンの煮込み野菜をトッピングしたもので、北極ラーメンと同じレベルの辛さです。他にも「冷やし味噌ラーメン」があり、こちらは北極ラーメンを越える10辛で、お店で一番辛いラーメンです。

蒙古タンメン中本のように、激辛メニューを一つに絞らないことも効果的です。なぜなら、2つ以上の激辛料理があることで、リピーターになる客が増えやすくなる可能性があるからです。

激辛中華料理「景徳鎮」

景徳鎮のお店のおすすめメニューは「四川麻婆豆腐」です。辛い料理と聞いてすぐに思い浮かぶのは、中国の四川料理かもしれませんね。中国の中でも特に辛い食べ物が多くて有名な四川ですが、四川の辛さは独特で唐辛子の辛さに加え、中国花山椒の「舌が痺れる」辛さがあります。この辛さのことを中国語で「麻辣(マーラー)」といいますが、景徳鎮では本場と同じ麻辣味の激辛四川料理を食べられます。

さらに「牛肉の薄切り山椒辛子煮」という激辛メニューもおすすめです。この料理は牛肉のうまみを楽しみつつ、痺れる辛さも堪能することができます。

中国花山椒を使った料理はクセになる辛さがあるので、一度ハマると何度もお店に足を運びたくなるきっかけになるでしょう。

●激辛カレーライス「カレーライス専門店エチオピア 本店」

こちらのお店の特徴は辛さを唐辛子の量で決めています。0~70倍の中から選択できますが、0でも既に中辛になっているので注意が必要です。ちなみに70倍のカレーライスは激辛ですが、辛いもの好きな人にとっては、激辛の部類に入らないかもしれません。基本はチキンカレーがメインですが、中華の辛さとは違ったスパイシーな辛さを楽しむことができます。

激辛お好み焼き「こて吉」上野の森さくらテラス店

こちらのお店では「激辛お好み焼きmix」というメニューを楽しむことができます。辛さは1炎上〜4炎上、大炎上のなかから選択できます。辛さに応じて追加料金が発生します。お好み焼きの上に一味唐辛子パウダーがふりかけられていて、真っ赤なのでとっても辛そうに見えますが、その期待は裏切られることはありません。お好み焼きでここまで辛さを追求したお店はなかなか見かけません。

韓国料理「辛ちゃん」

こちらのお店は韓国式炭火焼チキンのお店ですが、「超激辛炭火焼チキン」がとてもおすすめです。辛さは通常、甘辛、超激辛の三種類から選択することができます。値段は3480円と少し高めですが、ボリュームがあり、さらにサイドメニュー1品とビール1杯がセットになっています。超激辛味の炭火焼チキンですが、最初の一口目は甘辛く感じます。しかしすぐに辛さが追いついてきます。とても辛いので、数人とシェアしながら食べるのもいいかもしれません。食感は皮がパリパリでとてもジューシーな仕上がりになってるのでとても美味しいですよ。このほかにも「超激辛ラッポギ」というラーメンとトッポギを掛け合わせたメニューも人気です。

タイ料理「ソウルフードバンコク」

タイ料理ではよくプリッキーヌという唐辛子が使われますが、このお店で人気があるメニューは「激辛トムヤムヌードル」です。あまりの辛さに驚く人も少なくありません。かなりパンチが効いていますが、とてもクセになる味です。このメニュー以外にもレッドカレーや空心菜炒め、パパイヤサラダをお好みで激辛にすることができます。

激辛料理メニュー開発のポイント

唐辛子で作った文字

それでは、実際に激辛メニューを開発する場合、どのような点に気をつければいいのでしょうか。

辛さの調整ができる

人気店を参考にしてわかったポイントも含めて考えると、辛さを調節できるようなメニューを作ったり、客席に唐辛子などを置いてお客様自身で辛さをアレンジしてもらうのも良いでしょう。

こうすることで辛すぎて完食できなかったという食品ロスを減らすことができます。また自分好みの辛さを調整できるので、お客様にとって一番ベストの辛さに微調整でき、美味しく食べていただくことができます。

激辛料理を食べて人気の味を知る

激辛料理メニューを開発する際には、お客様のニーズに応えられるような激辛料理を開発するようにしましょう。辛さの満足度もお客様それぞれによって違います。ひとりひとりに応えられるような激辛料理メニューにすることで、ターゲットの幅を広げることができるでしょう。

また、すでにある激辛料理のお店に足を運んで、実際に食べてみるのも有効な手段です。なぜなら、どのような激辛料理メニューなら人気が出るのかを、自分の舌で確かめることができるからです。自分の舌で味わうことで、激辛料理メニューを開発するイメージが湧きやすくなるでしょう。

自分のお店に合った激辛料理メニューをめざす!

どんなに美味しい激辛料理メニューでも、そのお店の雰囲気やジャンル・コンセプトが異なるなら、統一感が失われアンバランスになってしまいます。激辛新メニューを紹介することも踏まえて、分かりやすく、「この飲食店に行けば必ずこれが食べられる」という定番激辛メニューを準備しておくこともポイントです。

そのためにも、まずは自分のお店のジャンルはどういうものかを再確認しましょう。例えば、イタリアンのお店なら激辛パスタやピザ、激辛スープ、中華なら激辛鍋や激辛餃子などに着目するのもいいですね。もしエスニック料理店を開いているなら、まだまだ日本では紹介されていない東南アジアや中南米の料理を激辛料理として出すこともできるでしょう。

まとめ

熟成中の唐辛子

いかがでしょうか?

今回ご紹介したように、激辛料理には中毒性があり、リピーター獲得のチャンスが見込める料理だと言えます。多くのリピーターを獲得するためにも、客層のニーズに合った、おいしい激辛料理で繁盛店を目指しましょう。