冬が旬な野菜ってなにがある?季節の野菜をメニューに取り入れよう

飲食店

雪の上の冬野菜

ヘルシーな料理を好んで食べる人たちが昨今、急速に増えているとされます。外食するときにも、美味しさとヘルシーさが重要だと考えている人はとても多いのです。美しくあるためには健康が大切だということに気付いた女性たちは、外食するときでもヘルシーで美味しいものを提供してくれるお店を選んでいます。また、ヘルシーさにプラスアルファして、季節感を感じることができるヘルシーなメニューを求めています。

そこで今回は、季節の野菜の中でも冬が旬の野菜についてご紹介します。冬が旬の野菜をメニューに取り入れるためのメリットや定番メニューについてまとめますので、メニュー作りの参考にしてみてください。

冬が旬の野菜とは

にんじんとかぶ

今では一年中、旬に関係なくいかなる野菜でもスーパーの店頭に並ぶようになりました。しかし、どんなに栽培技術が進んだといっても、旬の野菜の味と栄養価は格別です。旬の野菜は「どうぞ食べてください」と言ってくれているようにさえ感じます。

では、12月から2月までが旬の野菜には、どういったものがあるのでしょうか?

12月 1月 2月
レタス、パセリ、ブロッコリー、カリフラワー、エリンギ、春菊、小松菜、ねぎ、たまねぎ、にんじん、白菜、ほうれん草、大根、かぶ、キャベツ、ごぼう、れんこん、せり、セロリ、水菜、ゆり根、じゃがいも、ながいも、まいたけ、チンゲン菜 サラダ菜、パセリ、ねぎ、ブロッコリー、かぶ、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、ごぼう、小松菜、せり、セロリ、大根、ゆり根、春菊、菜の花、ほうれん草、れんこん、白菜、水菜、れんこん、じゃがいも、ながいも、さつまいも、にんじん、にら、エリンギ サラダ菜、菜の花、パセリ、白菜、ブロッコリー、ほうれん草、ねぎ、水菜、ふきのとう、ゆり根、れんこん、かぶ、カリフラワー、キャベツ、小松菜、明日葉、春菊、新玉ねぎ、ごぼう、さつまいも、ながいも、セリ、にんじん、にら、エリンギ

12月から2月までが旬の野菜には、お鍋に入れておいしい野菜や、お味噌汁の具にしてもいい野菜が揃っています。

冬の野菜の特徴とは?

色鮮やかな冬野菜

自然と共存してきた私たち人間は、冬には冬に採れるものを食べ、夏には夏に採れるものを食べるというのが自然です。旬の食材を食べるということは、もっとも栄養価が高いことであるため、理に適ったことなのです。今の時期に旬である冬の野菜には、私たちが寒い冬を乗り切るために必要な栄養素がタップリふくまれています。

たとえば、寒い所、寒い季節に採れるものは、体を温めてくれる働きがあります。冷え症の人には特に根菜類がおすすめです。そして、冬に採れる野菜にはβ―カロテンとビタミンCが豊富なものが多いのです。免疫力を高め細胞を活性化してくれる働きがあり、寒さで風をひきやすい冬場にはピッタリです。

ごぼうは食物繊維が豊富だということはよく知られていますが、オリゴ糖も豊富に含まれていて、私たちの腸内細菌のバランスを整え、便秘に効く野菜です。ビタミンAやCが豊富で、ほうれん草の5倍のカルシウムが含まれている小松菜は万能野菜です。ほうれん草には必要に応じて体内でビタミンAに変化してくれるβ―カロテンからビタミンB1、B2、Cなど、粘膜や皮膚を守ってくれる働きのある栄養素が多く含まれているので、風邪予防や美容に効きます。

美容と健康を維持するためにも、ぜひ冬野菜をたっぷりと摂って、寒い冬を乗り切りたいものです。

【関連記事】

春の野菜にはなにがある!?春野菜で彩り豊かなメニューを作ろう!

冬が旬の野菜をメニューに取り入れるメリットとは

コトコト煮込んだポトフ

冬が旬の野菜をメニューに取り入れることで、お客様に喜ばれるというメリットがあります。

冬に食べて美味しい料理は、冬の食材を使ったものになっていることが多いでしょう。たとえ新しいメニューを開発するときでも、旬の食材を使えば料理が美味しくなるということが参考になります。お客様に取っても、美味しい料理を食べられるということは嬉しいことです。

また、旬の食材は品物が市場に豊富に出回っているので、仕入れにも苦労がありません。そして、冬が旬の食材は価格が安いので原価率を抑えることができます。知識が豊富で口の肥えたお客様は、冬が旬の野菜は栄養価が高くて美味しいということをご存じです。そういったお客様に自信を持って料理を提供するためにも、冬が旬の野菜を使って栄養価が高いことをアピールしましょう。

冬が旬の野菜を使ったメニューの定番は?

熱々の温野菜

冬が旬の野菜の定番メニューといえば、なんといっても鍋料理です。鍋料理の一番の特徴は、生では食べられないほどの量の野菜を摂れるということです。鍋料理は野菜の他に豚肉や鶏肉、魚介類、豆腐など、たくさんの食材を一度に食べることができ、バランスが良いでしょう。鍋物とひとことでいっても洋風から中華風、韓国風など、バリエーションが豊富なので、お店の特徴にあった鍋にすることもできるでしょう。

また、冬が旬の野菜はいろいろな食材と相性が良いというのも特徴です。鍋物や豚汁、シチューなど、冬が旬の野菜は温かく調理することで真価を発揮するといえます。

また、根菜類の煮つけなども冬野菜メニューの定番です。冬が旬の根菜類を使った料理であるふろふき大根やきんぴらごぼうなどは、冬になると無性に食べたくなる料理といえます。

冬野菜メニューの一捻り

美味しいそうなクラムチャウダー

冬野菜を使ったメニュー作りを一から考えるということの他に、既存のメニューの具材を季節によって変えてみるということもできます。

たとえば、グラタンやチャウダーなどの既存メニューがあった場合、冬はほうれん草やカリフラワー、長いもを使った「冬野菜グラタン」メニューにするのです。

また、「冬野菜」ということをはっきり謳ったメニュー作りをしてみましょう。冬が旬の野菜をそのまま提供するのではなく、「冬野菜」という文言をメニューに表記することで、お客様にも「特別感」を持っていただけます。

健康志向が高まっている現代は、健康や美容を意識したメニュー作りが特に女性には受けます。ですので、ビタミンC豊富な冬が旬の野菜であるセロリやニンジン、パセリを使って、「美肌スープ」や「からだのサビに打ち勝つサラダ」などをお客様に提供してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

冬に飲みたいシチュー

いかがでしょうか?

冬が旬の野菜は、見ても食べてもあたたまれるようなメニューに調理することが重要です。旬のために仕入れが簡単で、なおかつ栄養価も高い冬が旬の野菜で、お客様に喜んでいただきましょう!

【関連記事】

有機野菜をメニューに取り入れるメリット・デメリットとは

【店舗経営においてはPOSレジが欠かせない】

店舗を経営するにあたって、今やなくてはならないのが「POSレジ」です。POSレジ一つで日々の業務効率化だけでなく、売上管理・分析等を行うことが出来ます。

現在はiPadなどを用いた「タブレット型POSレジ」が主流になっており価格も月々数千円~で利用出来るようになっています。機能性も十分に高く、レジ機能はもちろん、会計データの自動集計により売上分析なども出来るため店舗ビジネスをトータルで効率化させることが出来ます。

「機能を使いこなせるか不安」という方には、操作性が高い「ユビレジ」がおすすめです。業種を問わず累計3万店舗以上で導入されているタブレットPOSシステムで、月々6,900円(税別)からご利用いただけます。

実際の操作方法などが気になる方には無料のオンラインデモも対応可能!まずはお気軽にご相談ください。

▶︎無料オンラインデモで操作性を確かめてみる