コーヒーカップの大きさ、かたち、どれを選べばいいの?

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おしゃれなコーヒーカップ

カフェや喫茶店なら、外すことはできないメニューであるコーヒー。どこのお店にもあることから、他店との比較をされやすいメニューの一つです。そのため、コーヒーをいかに美味しく提供できるかが、店舗経営の明暗を分けるといっても過言ではありません。つまり、コーヒーの提供は、最も「手を抜いてはいけないポイント」なのです。

お客様に満足いただけるコーヒーを提供するには、味がおいしいことはもちろん肝心ですが、コーヒーを淹れる器である「コーヒーカップ」選びにもこだわる必要があります。すなわち、商品として美味しいコーヒーを完成するには、「コーヒーそのものの味」と「コーヒーに合ったカップ」が重要であるということです。

そこで今回は、カフェや喫茶店でのコーヒーの提供において、最も大切なコーヒーカップ選びの方法についてお話しいたします。

コーヒー カップとは?

一般的なコーヒーカップ

「コーヒーカップ」とは、コーヒーを淹れる専用の器のことです。日本では、かつて「コーヒー茶碗」とも呼ばれていました。一般的に業務用で使われるコーヒーカップは、右手に取っ手が付いている、ソーサー(受け皿)とセットになった陶器の事を指します。業務用のカップは、淹れたコーヒーを冷めにくくするため、口の開きが小さ目になっており、陶器自体も厚みがある素材を使うのが特徴です。

近年では、カウンターで注文、支払いをして、お客様がセルフサービスにてコーヒーを運ぶ、スターバックスのようなアメリカンスタイルがトレンドです。この系統のカフェでは、コーヒーの提供時にはコーヒーカップとソーサーは使わず、マグカップを使うところが主流となっています。

マグカップは、厳密に言うと「コーヒー専用の容器」というわけではなく、どのようなホットドリンクにもマルチに使えるカップという区分けになります。

コーヒーカップはどんな大きさ、サイズがある?

積み重なったコーヒーカップ

一般的にカフェや喫茶店で使用されるコーヒーカップには、どのような大きさ、サイズ、種類があるのでしょうか?それぞれの特徴別にご紹介します。

レギュラーコーヒー用カップ

一般的な「レギュラーホットコーヒー」を提供する際に使用するカップです。取っ手があり、ソーサー付きであることが基本です。カップには、120〜150mlのコーヒーが入ります。最近のカフェメニューで定番になっている、イタリアンホットドリンクの「カプチーノ」も、これと同じカップを使用して提供するお店が多いとされます。

デミタスコーヒー用

「エスプレッソ」を飲む際に使用する小さ目のカップです。カップの内容量は30mlほどと、少量のコーヒーを淹れるための器です。「デミ」は半分、「タス」はカップの意味です。

ちなみに、欧州現地で「コーヒー」とオーダーすると、このデミタスで入ったエスプレッソが出てきます。日本式のレギュラーコーヒーを現地で飲みたい時は、「カフェアメリカーノ」とオーダーする必要があります。つまり、日本で「ホットコーヒー」とオーダーしているコーヒーは、アメリカンスタイルであるということです。欧州では、アメリカンスタイルでコーヒーを飲む人はかなり少数となっています。

マグカップ

マグカップは、かつて「コーヒーカップ」という用途で使用されることはありませんでした。しかし、近頃ではスターバックススタイルのカフェが人気のため、個人店でもマグカップでコーヒーを提供しているお店が増えています。

コーヒーカップとしてマグカップを使うメリットは多くあります。ソーサーが不要で冷めにくく、内容量が180〜250mlほどと、一度の提供量が多いこともあり、お客様にはお得感がある人気の提供方法です。マグカップは使いやすいことから、効率を重視するアメリカ流の発想に基づいています。

コーヒーカップを選ぶときのポイント

並べられたコーヒーカップ

それでは、カフェや喫茶店などの飲食店で使う業務用のコーヒーカップは、どのような基準で選ぶと良いのでしょうか?

お店で提供するコーヒーメニューに合わせて選ぶ

選ぶコーヒーカップの形状によって、お客様に提供する際のコーヒーの味、香りがすべて変わります。それぞれケース別にまとめてみましたので、お店で提供されるコーヒーの特徴を考慮し、器を選んでみてください。

厚みのあるボッテリとしたカップの場合

コクと苦みがあり、濃厚な味のコーヒーに向くカップです。厚みがあるため冷めにくく、コーヒーとしての満足度を感じてもらいやすいカップと言えます。

薄手で縁が広がっているカップの場合

縁が広がっているカップを使うと香りが拡散するため、酸味を感じやすくなります。どちらかといえば、軽め、薄目のコーヒーに向きます。難点としては、薄手のために割れやすいので、取り扱いに注意が必要になるカップです。

お店の雰囲気・インテリア・テーブルコーディネイトに合わせて選ぶ

コーヒーを主力商品にしているお店では、店内中のテーブルにこのカップが並ぶことになります。つまり、コーヒーカップがお店の「重要なインテリアの一つ」となります。白やベージュを基調にした店内・テーブルコーディネイトならば、白系のカップで揃えるなど、オーナー様のセンスの見せ所です。また、お皿など他のメニューに使う食器類と統一の色合いにすると、さらにおしゃれです。

コーヒーカップはどこで手に入る?

ドイツ風のコーヒーカップ

業務用のコーヒーカップは、業務用の備品を専門に卸している量販店、または、業務用備品を揃えている卸業者が運営しているインターネットショップなどでも簡単に購入できます。

有名どころとしては、「テンポスドットコム」や「ストアエキスプレス」などが特に品揃えが充実しています。ネットショップなら、まとめ買いもしやすいでしょう。ただし、大きさや容量はしっかりチェックすることを忘れずに。

まとめ

こだわりのコーヒカップ

いかがでしょうか?

コーヒーを主力商品にしているお店にとって、コーヒーカップ選びは「集客の源」です。料理は器からというように、素敵なカップに入って提供されたコーヒーの味はまた格別です。これから開業をご予定の方、また既にお店をお持ちの方もぜひ、コーヒーカップの大切さを見直してみてはいかがでしょうか。