馬肉はヘルシー!?誰にでも人気の馬肉メニューのひみつを知ろう

飲食店

醤油と馬刺し

お肉を使ったがっつりメニューは、男性客だけではなく女子会にもぴったりです。飲食店では牛、豚、鶏といった肉類が一般的ですが、近年「馬肉」が人気を集めているのをご存知でしょうか?

一度食べるとやみつきになる独特の旨味から、馬肉は世代や性別に関わりなく愛されやすい食材です。しかし、本場熊本をはじめとした九州以外の地域では、まだまだ馴染みのない食材といえるでしょう。そのため、馬肉を提供するお店はまだまだ珍しく、その希少価値から多くの集客を見込むことができます。

とはいえ、馬肉を提供する際には注意すべきポイントがいくつかあります。そこで今回は、馬肉の部位や馬肉を使った人気のメニュー、そして、馬肉を提供する際の注意点についてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

馬肉が人気の理由

ビールと馬刺し

牛や豚をはじめとした肉は脂質を多く含むため、その他の食材と比べるとカロリーが高めになります。最近では、「男性がいないからこそ肉をがっつり食べたい!」といった”肉食女子”が増えてきているとはいえ、ダイエット中はどうしてもカロリーが気になってしまうものです。実際、女子会や飲み会の翌日は食事をセーブして、摂取カロリーを調整する女性も多いとされます。

一方、馬肉は他の肉類と比べとても低カロリーな食材です。豚肉や牛肉が100g当たりおよそ350kcal前後であるのに対し、馬肉は110kcalとおよそ3分の1以下です。そのため、馬肉はたくさん食べても摂取カロリーが少なく済むので、多くの女性から喜ばれるでしょう。

飲食店をはじめとしたサービス業では、女性客の獲得がとても重要視されています。女性はおひとりさまでの来店から友達との女子会やデートなど、飲食店を幅広い用途で使用する傾向にあります。また、男性客と比べると2人以上での利用が多く、来店数を増やすことにも繋がります。女性に好まれるお店づくりをすることは、売上アップを目指す上でとても大切なのです。

また、馬肉は年代問わず人気の食材であることが多いため、若い女性だけではなく年配の男性からも好まれるでしょう。幅広い世代のお客様に喜んでいただけるので、客層を広げることにも繋がるのです。牛肉や豚肉は家庭の食卓にのぼる機会が多いと思いますが、馬肉を食べることは一部の地域を除きめったにないでしょう。外食する時は「家でなかなか食べられないものを」と考える方も多いので、馬肉メニューを用意しておけば、珍しさから多くの注文が見込めます。

このように、馬肉は低カロリーで女性からの人気も見込め、幅広い世代の口に合うでしょう。馬肉を提供するお店がまだまだ少ないため、「ここでなら馬肉を食べられる」という印象づけができるとベストです。

馬肉の部位などを知ろう

馬刺しとにんにく

牛肉の「カルビ」や「ロース」のように、馬肉にも部位ごとに名称がついています。味や食感が異なるため、それぞれに適した提供方法を選ぶことが大切です。また、料理を注文する際に見慣れないメニューがあると、試しに頼みたくなるのがお客様の心理です。馬肉の色々な部位を用意しておけば、物珍しさからお客様に注文していただける可能性もアップします。

馬肉は食材としてはまだまだマイナーなので、部位の名前を見てもどこの部位か分からないお客様が大半かと思われます。お客様から馬肉について聞かれた際には、部位ごとの特徴をしっかりと説明できるように、それぞれのポイントをおさえておきましょう。

  • たてがみ
    たてがみと言っても毛の部分ではなく、首に近い位置の部位を指します。真っ白な油の塊で、一見ギトギトしているように思えますがあっさりと食べやすいのが特徴です。
  • 肩バラ
    サシがたっぷり入った、「霜降り」になる部位です。脂身が多くこってりとした美味しさが魅力で、馬刺しだけではなく炙って食べるのもおすすめです。
  • 肩ロース
    赤身と脂身のバランスが良く、馬肉初心者にも食べやすいのが特徴です。口当たりがさっぽりとしており、様々な調理方法にマッチします。
  • リブロース
    きめ細かく、1頭から取れる量も少ないため希少価値の高い高級部位の1つです。やわらかく旨味が強いので、馬肉に苦手意識を持っている方にもおすすめできます。
  • サーロイン
    サーロインは牛肉でもステーキとして多用される部位です。馬肉のサーロインも赤身が多くジューシーのため、ステーキにして美味しくいただくことができます。
  • ヒレ
    すべての部位の中でも非常にやわらかく、厚切りでも美味しく食べることができます。
  • バラオビ
    脂のノリが多く、刺し身というよりも加熱調理に向いています。煮物等で美味しくいただくことができます。
  • ふたえご
    コリコリとした食感が特徴です。ユッケに使用されることが多く、食感が良いアクセントとなります。
  • クロッド
    上半身にあたる部位で、赤身そのものの味をしっかりと味わうことができます。
  • ランプ
    おしり付近の部位で、しっかりとした味を感じることができます。
  • 外もも
    赤身の部位です。歯ごたえが良く、刺し身の他、ステーキや煮込み等に使用されます。
  • 内もも
    外ももと比べるとやわらかく、同様に様々な調理方法に使用されます。

馬肉メニューにはどんなのがある?

馬刺しの盛り合わせ

馬肉というと馬刺しが有名ですが、その他にもステーキ、焼肉をはじめとした焼き物、鍋や煮込み料理にも応用がききます。

お客様の多くは馬刺しを求めて来店されるものの、様々なメニューを取りそろえておくことで、馬刺し以外の料理を知るお客様が生まれたり、焼いた馬肉が食べたいといったより多くのニーズを満たすことができます。

たとえば、鍋物や煮込み料理を用意しておけば、寒い日や雨の日に訪れたお客様をあたたかいメニューでおもてなしすることができます。

馬肉を提供するときの注意点

新鮮な馬刺しとにんにく

肉類の多くは、焼いたりゆでたりといった加熱処理を行った上で提供されます。これは、万が一菌が発生していた際を考えて、菌を熱によって失活させ、人体への悪影響を防ぐためです。

一方、馬刺しは馬肉を生のまま食べるので、提供側は衛生面や安全面に気を使わねばなりません。馬は豚や牛と比べると食中毒の発生リスクが低いとされていますが、それでも保存方法を誤ると寄生虫が発生し、嘔吐や下痢といった症状を引き起こしてしまうことがあります。

馬肉が元で発生する食中毒の原因菌となる「サルコシスティス・フェアリー」という寄生虫は、-20度で48時間以上保存すると死滅してしまいます。これにより、熱を通さずとも滅菌が可能となり、食中毒のリスクを排除することができるのです。

まとめ

霜降り馬刺し

いかがでしょうか?

馬肉は脂質が少なく低カロリーのため、女性からの人気を獲得できる食材と言えるでしょう。馬肉は豚や牛と同様に、部位によって味や食感が異なります。そこで、馬刺しだけではなく部位にあった様々なメニューを用意しておくと、多くのお客様のニーズを満たすことができて喜ばれるでしょう。つまり、馬肉料理は集客を望める看板メニューとなり得るのです。馬肉専門といかなくても、従来のメニューに馬肉料理を加えるだけで、ぱっと人目を引くことができるでしょう。

肉料理や和食の提供をしている店舗は、ぜひ馬肉の提供を検討してみて下さい。

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