レジの使い方の基本とレジ業務時の注意点をご紹介します。

最終更新日: 2022/10/19
開業・経営
飲食店のレジスタッフ

店舗で働くときに避けては通れないレジ業務。
「お金のやり取りは気をつかうから責任が重たいな…」「決済方法の種類が多いから面倒だな…」「機能がたくさんあって覚えられるか心配…」と苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。

たしかに、品出し業務や在庫管理業務と比べ、直接お客様と現金やクレジットカードのやりとりを行う仕事は緊張する場面も多いと思います。

しかしレジ打ち業務は顧客との最後の接点であり、お店の印象を左右すると言っても過言ではない大事な業務です。良い接客、短時間で手際良くレジ打ちを行えば、顧客満足度も向上してまた御来店いただけるはずです。

最近では大手スーパーやコンビニなどではセルフレジやセミセルフレジなど、お客様と直接金銭授受を行わないレジシステムの導入が進んでいますが、手打ちでのレジ業務を必須としている店舗はまだまだ多くあります。レジ業務はお客様との大事なコミュニケショーンの一つとして捉えぜひ前向きに取り組んでみましょう!

それでは、レジの基本的な使い方を業務の流れに沿ってポイントごとに解説していきます。
(操作方法はレジスターの種類やレジアプリなどそれぞれのレジシステムによって異なります。以下では一般的な操作方法をご紹介します。)

【関連記事】

レジ周辺機器に関してはこちらの記事をチェックしてください。

商品の登録

お客様がレジに商品を持ってきたら、商品を登録していきます。この際、端末画面に商品金額が反映できているかどうか、ひとつずつ正確に目視でしっかり確認しましょう。

まず商品の金額を入力し、金額の後に部門キーを押します。この部門キーを選択することで部門ごとの売上データ情報を集計でき、どんな商品カテゴリーが売れているのかなど商品分析に役立ちます。部門キーはぜひ活用しましょう。

同じ商品が複数ある場合は、数字(個数)×金額を打つと一度に打ち込めるので便利です。

POSレジの場合

あらかじめ登録している商品ボタンを押すか、バーコード登録をしている場合は、バーコードをスキャンして簡単に登録することが可能です。

うまくスキャンできない場合は、汚れや水滴がついていたり、バーコードが曲がっていたりするかもしれません。バーコード部分を読み込めるように確認してもう一度スキャンをしてみましょう。

どうしても読み込めない場合はバーコードリーダーを使用せず、バーコードの下に記載されている数字をレジに入力することで登録可能です。桁数が8桁、13桁など多いため入力の際はミスのないよう気をつけましょう。

レジ袋購入確認も忘れずに!

2020年7月1日にスタートしたレジ袋有料化に伴い、レジ袋を購入するかどうかお客様に確認する作業が必要になりました。うっかり聞き忘れてしまうと後からレジを打ち直さなければいけないこともあるので必ず確認するようにしましょう。

小計を行いお客様に金額を伝える

すべての商品登録が終わったら「小計」ボタンを押して、表示されたお買上の金額をお客様に伝えます。
レジに付属のディスプレイがついている場合は、ディスプレイ画面を手で示しながらお客様に金額を伝えるとわかりやすく、金額間違えも防止できます。

金銭の授受

お金を受け取ったら、受取金額を打ち込み「現/預」ボタンを押します。
そうするとレジ下部分にあるドロワが開きます。
預かり金をドロワ内に入れ、お釣りがある場合は表示されたお釣り金額を取り、レシートと一緒にお客様にお渡しします。

金銭授受の際にはなるべくカルトン(キャッシュトレイ)を使うようにしましょう。その際にはお札落下防止のため、お札の上に小銭を乗せておきましょう。

最近ではコロナウイルス感染対策として、手から手への直接の受け渡しではなく、カルトンを利用した受け渡しが推奨されています。

【関連記事】

キャッシュレス決済の場合

支払い方法がクレジットカードや電子マネーの場合、専用の決済端末を使用して処理を行います。一般的には、クレジットカードの場合、端末にカードを差し込んでお客様に暗証番号を押してもらい処理します。QR決済の場合は、お店のQRコードをお客様に読み込んでもらうか、お客様の端末に表示されているバーコードをバーコードリーダーを使って読み込んで処理します。

領収書の発行方法

会計後に「領収書発行」ボタンを押すと領収書が印字されて出てきます。
宛名や但し書きが空欄になっていますので、お客様に記載内容を確認して記入を行います。

領収書の書き方や手順についてはこちらも参考にしてみてください。

これで一通りのレジ業務は完了です。

値引きや割引、クレジットカード支払い、QRコード決済、電子マネー決済などのキャッシュレス決済や金券支払いもありますが、パターンを覚えてしまえば、そんなに難しくはありません

お店のレジがiPad POSレジ(タブレットPOSレジ)である場合は、こちらもチェックしてみてください。

スムーズなレジ業務を行い、お客様に満足していただけるサービスを提供していきましょう!

【関連記事】

POSレジで業務効率化を実現させたい方におすすめの記事です。複数店舗を管理している場合は店舗情報(売上情報や顧客情報など)の一元管理で業務効率化を図れます。

POSレジ導入でできることの詳細などを解説しています。

POSレジを使った売上管理の重要性について解説しています。

セルフレジについて興味のある方におすすめの記事です。導入のメリットなどを解説しています。

レジ業務の流れは?

お客様がレジに商品を持ってきたら、まずは商品を登録していきます。この際、端末画面に商品金額が反映できているかどうか、ひとつずつ正確に目視でしっかり確認しましょう。

スムーズなレジ打ちを行うためには?

キャッシュレス決済や金券利用などさまざまな支払い方法や領収書発行対応などが発生しますが、基本的な操作をしっかり覚えて慌てずに対応しましょう。


【店舗経営においてはPOSレジが欠かせない】

店舗を経営するにあたって、今やなくてはならないのが「POSレジ」です。POSレジ一つで日々の業務効率化だけでなく、売上管理・分析等を行うことが出来ます。

現在はiPadなどを用いた「タブレット型POSレジ」が主流になっており価格も月々数千円~で利用出来るようになっています。機能性も十分に高く、レジ機能はもちろん、会計データの自動集計により売上分析なども出来るため店舗ビジネスをトータルで効率化させることが出来ます。

「機能を使いこなせるか不安」という方には、操作性が高い「ユビレジ」がおすすめです。業種を問わず累計3万店舗以上で導入されているタブレットPOSシステムで、月々6,900円(税別)からご利用いただけます。

実際の操作方法などが気になる方には無料のオンラインデモも対応可能!まずはお気軽にご相談ください。

▶︎無料オンラインデモで操作性を確かめてみる